カクヨムまとめ(九月から十一月分)

 九月、十月は都合により小説書きをお休みしまして、それでまとめもなかったのですけれど。十一月に再開しましたから、まとめます。

休み中も投稿しているじゃない

 十月、お休みといいつつ、つい同題異話SRに参加してしまいました。「愁いを知らない鳥のうた」ですね。

 あと、「ネビラのトビラ調査」を投稿したのは九月にはいってからでした。書いたのは八月ですけれど。

 書くのをお休みしているからと言ってなにもカクヨム活動をしないと忘れられてしまいますから、小説を書きはじめた頃の初期作で、賞に落ちたものを投稿することにしました。「セピア色のポートレート」75000文字くらいでしたか。

 こちら、投稿が終わりまして、賞に応募したときの評価をこのブログに載せました。

 続編「アイ色のアストログラフィ―」がありまして、こちらは九乃カナというペンネームの由来となったキャラが登場します。

 十二月、一月とカクヨムコンがあり、みなさん忙しくわたくしの初期作なんて読みたくないでしょうから、二月から投稿開始しようかと思っています。

十一月分

 では本題、十一月の活動をまとめます。

 これはオチが命の小説。オチとの落差を大きくするため、オチまではできるだけホラーっぽく書きましたよ。

 海に沈む太陽が雲の切れ間から光線を投げかけ、墓石? に影を作ってそれがうずくまったというか、膝をついてかしこまった闇の者みたいにみえる部分はお気に入りです。うまく書けているかはわかりませんけれど。

 乳首小説でもあり、カクヨム仲間の坂井令和(れいな)さんのファン小説でもある小説。コメントのやりとりで坂井さんから乳首小説を書けといわれまして、ラストの部分が思いつきましたから取り組みはじめました。

 調べものに苦労しました。ファースト・チクビとか、発生学とかですね。調べものを進めながらも頭は小説のストーリーを考えたりしますから、所長とのやりとりの部分はそのころ思いつきました。

 自主企画はつづいています。

 5行72文字。小説といえないようななにか。布団の中で考えてできました。否定的比喩と名付けた表現技法をはじめて使いました。比喩は陳腐な表現になりますから嫌いなのですね。それで、斬新な表現を編み出したという。そうでもないかもしれません。

 本気でカクヨムコン獲ろうと思ったら戦略が必要です。受賞可能性のある小説で挑戦する必要があるのですね。多くの人は、その小説レーベルのカラー無視してるから無理でしょみたいなことをやっています。参加することに意義があるというつもりならよいのですけれど。

 このエッセイ? の中で「異世界転生したら狐のシッポ生えてて姫がモフモフに夢中で放してくれないんだが」というアイデアを披露しましたところ、反響がありました。ついいろいろ考えてしまって、ネタがたまってきました。ちょっと書いてみようかという気になっています。乗せやすい性格。ちょろい。

 こちらも自主企画参加作。カクヨム仲間の野々ちえさんに誘惑されまして、書くことにしました。最初のアイデアはボツになりました。ブログに書きましたからくわしくはいいですね。

 ひとつ書いて、夜をメインにしましたから、つい今度は明るく透明なイメージのものと考えてしまってできました。同タイトルで2作ですね。どちらも解説が一番面白いらしい。

 カクヨム、まわりの人はアホなネタがお好みのようです。けれど勘違いしてはいけません。お金を出して小説を読もうという人はアホな小説をもとめていません。

 ギャグマンガは売れるかもしれませんけれど、それはマンガだからですね。小説でギャグ小説が売れたという話は聞きません。

 アホ小説で賞を狙いに行っても無理でしょう。カクヨムの仲間内で笑い合うネタの提供程度にしておきます。

 ボツネタ集です。源氏物語の出だしを九乃訳した第1話と、結婚詐欺師を全否定する探偵の話の第2話を投稿しました。

 源氏物語めんどくさかった。出だしだけで勘弁してとなりました。

 結婚詐欺師は思いのほか長くなり、小説にしたようなものでした。ただ、オチが決まったという感じでもなく、作者が出しゃばらないと成り立たないような小説ですから、ボツネタ集行きになりました。

 アホ小説はできるだけくず籠にいれ、すこしマジな小説を独立の小説にして投稿してゆこうかと思っています。そのためのくず籠。

 ちなみに、タイトルはけっこう気に入っています。いつもか、いつでもか迷うところではありますけれど。

そしてカクヨムコン

 カクヨムコンが11月29日からはじまりました。お知り合いの方たちが参加していますから、わたくしも応援で忙しくなります。

 小説の投稿は控え、読みに徹する所存。すでに書きましたね。ちょうどよいのです。作風をかえようと思っていて、そのための準備をしているものですから。

 ほかにも異世界ハードボイルドになる予定の「女騎士は剣を抜かない」というタイトルとあとすこしの設定だけが決まっているネタをあたためています。

 それに「狐のシッポ」もちょいちょい発展させていて、こちらはアホだからドンドン溜まってゆきますけれど。

 二月から、「アイ色のアストログラフィ―」と「女騎士は剣を抜かない」をダブル連載していければいいなというのが抱負でござりまする。

こっそりなろう系

 実はエロとBLのネタを小説にしまして、なろう系のムーンライトノベルズに投稿しました。九乃カナとは別のペンネームです。わたくしを知っている人がペンネームを見たら気づくようなものですけれど。

 投稿が終わって完結と相成りました。

 ほぼはじめて書いた小説がエロ短編とエロ連作短編で、公開する場がなく秘蔵していました。こちらもなろう系のノクターンノベルズに投稿しまして、エロ短編が完結、エロ連作短編は第1章が投稿完了し、第2章がはじまったところ。

 毎日1000文字くらい投稿していますから進みは早めかな。

 エロのストックは連作短編で尽きます。前述の作風をかえた小説に、小学生の女の子をさらって奴隷として売るという極悪小説のネタがありまして、カクヨムではないかなと思いますから、なろう系に投稿するかもしれません。エロ要素多めになりそうですし。

カクヨムで連載していた「セピア色のポートレート」が完結しました。

 75000文字くらいでしたね、カクヨムのカウントによると。中編といってよいと思います、「セピア色のポートレート」。

 続編は「アイ色のアストログラフィ」というちょっとオシャレな感じのタイトルです。来週から連載します。

 今回は趣向をかえまして、「セピア色のポートレート」に対する評価を共有しようと思います。

 「セピア色のポートレート」は賞に応募して、その賞による評価が返ってきたのですね。評価対象は希望者全員だったかな。

 では、評価をご覧くだされ。

○評価
 オリジナリティ:C
 キャラクター:C
 構成:C
 文章:C
 設定・世界観:C
 会話:C

〈評価)

すべての展開が唐突で不自然です。萌が和希にスパイを頼むのも、和希自身の魅力が一切描かれていないのに、山口や萌、青木が寄ってくるのも、努力せずにラッキーが勝手に舞い込んでくるようで、全く感情移入できません。消極的な和希が突然スイスに撮影旅行に出かけたのも、流れからすれば一大決心のはずなのに、心理描写が圧倒的に足りないので共感できませんでした。写真に対しての強い思いやこだわり、努力の様子が描かれていないのに、いつのまにか個展を開催していたり、写真展で入賞してしたり、読者をどんどん置いてぼりにしたまま上澄みだけで話が進んでいきます。この小説で伝えたかったことは何でしょうか?エンターテイメントとして、人に読んでもらうことをきちんと意識して書いてください。

  わたくしは、読者がなにを読み取ろうと、取れなかろうと、小説になにを求めようと(共感したいみたいですね)、いらないと思おうと勝手だと思っていて、他人の評価は気になりません。

 でもこの人がやっている、自分の考えを読者という主語を使って補強しようみたいなのはすべきでない。置いてけぼりになったのは自分であるのに、すべての読者が同じように読んで同じように置いてけぼりになるはずだみたいなのは、自分の発言に責任をもたない人間のすることです。

 評価を真に受ける人がいたらショックを受けますよね、読者全員が自分の小説を読み取ってくれないなんてと。こういう評価者は害悪でしかない。

 というわけで、わたくしの評価者に対する評価はクソです。

 

 「アイ色のアストログラフィ」も同じ賞の同じ回に出して評価が手元にありますから、完結後に公開します。

カクヨムに短編小説「OL酒井麗奈の、乳首に入門」を投稿しました。

 「OL酒井麗奈の、乳首に入門」ですけれど。乳首小説といって考えはじめたものです。ファイルを作ったのが7月の話です。ふるっ。

 というのも、坂井令和(れいな)さんの乳首小説「乳首蒐集家」にしたコメントの返信で乳首小説書けと、こうリクエストがありましたから考えはじめたのですね。

 リンク先が本家乳首小説です。

 

 ふたつのことを同時くらいに思いつきました。はじまりの基調講演の部分ですね、進化の話で最初のチクビのネタ。それから、ラストの九乃カナが登場してギリチクとかアホなこと言ってオチになるネタ。

 あとは調べものをして基調講演のパートを充実させれば完成だと。

 でも、チクビチクビと考えたり調べたりしているうちに進化だけでは物足りなくなって、発生の話とか切除のこととか盛ってゆき、アホみたいな感動の嵐にまで発展しました。

 所長と話すパートは、小説を再開して調べものもやや終わり、実際に書いている中でその方向へ進みました。本家の「乳首蒐集家」に言及できましたし、小説がちょっと膨らんだかと評価します。

 坂井令和(れいな)さんは乳首小説のあと「OL酒井麗奈のコンチな日常【恐怖はSNSからはじまった】」を書いていて、カクヨムに小説を投稿しているキャラOL酒井麗奈を登場させましたから、こちらも借りることにしました。おかげで小ネタが増やせました。

 これでキャラ作りは完璧。坂井令和(れいな)さんをキャラにするのはちょっとタイヘンですからね、カクヨムツイッターでのお付き合いなもので。

 

 さて、カクヨム小説とブログをサボっている間に生まれたネタがまだあります。バンバン小説にして投稿し消化してゆきたいところですけれど、また新しいネタを思いついてしまったのですね。

 つい新しいものに飛びついてしまいますから、新ネタから小説にするかもしれません。ただ、どのくらいの長さになるかまだわかりません。けっこう長くなりそうな気がしています。3万文字とか?

 「女騎士は剣を抜かない」という異世界モノ。ハードボイルドっぽい小説にしたいと思っています。ラストは思いついているのですけれど、中身がまだで。

 でも、完成したら異世界ファンタジーの新ジャンル切り開いちゃうかもしれませんよ? 異世界グルメものみたいに。

 ではまた、なにかの小説の投稿しましたエントリーで。

カクヨムに超短編「否定的小説」を投稿しました。

 ひさしぶりにブログを書きます。

お休みしました。

 9月10月は小説をお休みしていました。

 あたらしく書かないにしてもなにも投稿しないと存在を忘れられてしまいますから、過去の長編を投稿していました。

 はじめて書いたころの小説です。3年も前のものですね。「セピア色のポートレート」。

 このあと続編のつもりで書いた「アイ色のアストログラフィー」では九乃カナがちょろっと出てきます。カクヨムでつづけて連載します。

貧乏暇なし

 休んでいると言いながら、10月の終わりには「愁いを知らない鳥のうた」を書いて投稿していました。

 そこから「廃棄転生者人別帳」を完結させ、「墓掘りと吸血鬼」も投稿しと、ブログをサボっている間にも活動していました。

「否定的小説」書きました

 さて、今回のブログは「否定的小説」を投稿しましたということで書くわけですけれど、チョー短い。72文字。

 あらすじにも、ツイッターにも全文を掲載してしまいました。本文の意味あまりありませんね。

 深夜トイレに起きることはあります。昨日は寝る前に紅茶を一杯飲んでしまいましたから余計です。

 深夜二時ころでした。トイレにはいって、よっこいせですよ。

 悪夢を見てうなされて起きる。でも、内容をいっさい覚えていない。そういうネタで小説書けそうと思いつきました。

天啓に撃たれる

 そのあと天啓がおりました。

全力疾走して布団に潜りこんだはずはない。

心臓。汗。筋肉。

 この部分。すごくない? あたらしい表現技法発明しちゃったよと思いました。

 はじめ頭に浮かんでいたのはこんな感じ。

全力疾走したように心臓は鼓動し、全身に汗をかき、筋肉は疲労していた。 

 普通の比喩表現ですね。クソだなと。 これが、ひとつ上の文章になるわけです。否定文にすることで同じ内容を伝えられます。しかもパッと見比喩表現ぽくない。かっちょええ。

すべてを否定

 で、どうせだから全部否定文で書こう、超短い小説にしようと思いつきました。

 ただ、3行目、「心臓。汗。筋肉。」これは否定文にしようがない。画竜点睛を欠きます。完成しません。

 ん? 完成しない? それはいい。

 ということで、最終行の句点(。)を削りました。うん、完成してない感マシマシ。でもないか。

これって小説……

 4行目はあとから付け加えました。ホラーかなってことで。

 あと阿久結女(あくゆめ)というキャラは小説感を出すためにぶっこんで、悪夢っぽい名前ということで考えましたよ。

 こんな風にしてできた5行小説。アホみたいですけれど、けっこう思考がつまった5行なのでした。

瓜生聖「噂の学園一美少女な先輩がモブの俺に惚れてるって、これなんのバグですか?」 (角川スニーカー文庫) はモブの物語ではない

 他人のふんどし作戦です。本の感想をブログに書くとアクセスが増えるというやつですね。作者や小説の力に頼ります。

 

タイトルがクソ

 はじめからケンカ売ってごめんなさい。カクヨム版のタイトル「目つきの悪い女が眼鏡をかけたら美少女だった件」というタイトルもよいタイトルとは思いませんけれど。

 はい、もとはカクヨムで開催された「サイバーセキュリティ小説コンテスト」の大賞作です。カクヨム版は未読ですけれど、本文を読んだところでタイトルに魅力を感じないのはかわらないでしょう。

 タイトル変更の判断は是としますけれど、その結果が「噂の学園一美少女な先輩がモブの俺に惚れてるって、これなんのバグですか?」ですからね、あまりよくなっていません。ラノベっぽいタイトルではありますけれど。

 小説内で主人公、自分でモブとゆうとりますが、嘘です。どこの世界にアイドルを目指す巨乳チビ少女やツルペタ・ペンギンパーカ・コンピュータオタク少女と親しいモブがいるというんだ。この世界は間違っておる! と取り乱すくらい、モブではありません。

 タイトルは俺のセリフになっていますからね、主観でモブと言っているだけです。

誰におすすめ?

 ヒロインですね。家庭に問題があり現在ボロボロアパートひとりぐらし、髪色と瞳の色が日本人離れした美少女、バグハントするようなコンピュータセキュリティのスペシャリストで、主人公にめっぽう好意を寄せている、それでいてウブな反応。そういうヒロインが大好きなラノベ読者が一番のストライクでしょう。

 ピンポイント過ぎ? 美少女が好きならおススメです。雑すぎる。

 コンピュータセキュリティに興味があって勉強してますよ、でも息抜きに小説読みたいなという人も楽しめそうです。でも、セキュリティの勉強にはなりませんから、勉強を目的には読まない方がよいでしょう。モチベーションを保つためにならよさそう。

サイバーセキュリティ小説だけど大丈夫

 本書はサイバーセキュリティ小説としても書かれています。サイバー犯罪を防ぐだけでは物語になりません。事件が起きて解決するから物語になるのですね。サイバーは、ここがむづかしい。解決ということは犯人を特定し捕まえるということ、そこまでゆくから面白くなる。

 ここのところが、本書は絶妙です。事件が起きて犯人をあばき、きっちり解決します。敵の姿がわからないと読んでいる方はいまいち腑に落ちない、もやもや状態になりますからね、大事。

 3話構成で第3話は事件というよりは、敵と対決という雰囲気です。目の前の敵の目論見をくじく。うまくいきそう、いやダメだを繰り返してゆき、追い詰められたところで最後の一手を繰り出す。王道です。

 というわけで、サイバーセキュリティ小説、おもしろいの? と疑っている人も、きっと楽しめることでしょう。

カクヨムまとめ(八月分)

 月のはじめは前月のまとめからはじまるのですけれど、「ネビラのトビラ調査」投稿があたものですから、あとまわしになっていました。

カクヨム甲子園、大人の部

 八月はカクヨム甲子園がはじまりました。大人の部ですね。
 テーマがあります。ゴミみたいなテーマですね、よっつとも。編集者は小説家ではありませんからセンスがないのでしょう。
 それで、参加予定はなかったのです。

 カクヨム仲間の坂井令和(れいな)さんとのやりとりで「きのう、失恋した」テーマで書くことになり、本気で頭を絞って書きました。「恋の対角線」。

 「恋の対角線」を考え書いているうちに、「扉の向こうは不思議な世界」テーマの小説も思いついてしまいました。テーマはゴミなのに。小説までゴミになってしまわないようにしないといけません。といいつつ、単純に不思議な世界を逆転したのですけれど。
 「ネビラのトビラ調査」は投稿が九月にまたがっていますけれど、八月に書きましたから八月まとめにいれました。

 もうひとつ、「突然の召喚魔法で失礼します。いま召喚よろしいでしょうか?」というタイトルがすべてのような小説ですね、みっつ並行して書きました。

 カクヨムに投稿してきた中では長いほうですね、カクヨム甲子園参加作は。「突然の召喚魔法」は最長でしょう、3万文字ちかい。OPPからけっこう長いのがつづいているかもしれません。
 八月は3作を書いて、文字数では54000文字くらいでした。

 失恋の対角線 - カクヨム

 突然の召喚魔法で失礼します。いま召喚よろしいでしょうか? - カクヨム

 失恋の対角線 - カクヨム

PV気になる

 カクヨムはPVを指標としていますからすこし触れます。

 PVといえば、先月のまとめで取り上げましたけれど、「ラーメンを中心にして」がニコ動で宣伝されて、結果第1話で5300ものPVになりました。最低の第8話でも159ですから、それだけの方が全体を通して読んでくださったのでしょう。ありがたい。
 とはいえ、PVが増えてなにかいいことがあったかというと、なにもないのですけれど。


 今月分に話を進めます。

 「失恋の対角線」は第1話60、最低で「第2話 『告白』というパワーワード」が33です。普段のわたくしの小説にくらべて多めかなと思います。要因はカクヨム甲子園参加でしょうか。

「ネビラのトビラ調査」は同じくカクヨム甲子園参加作ですけれど、第1話28で、最低は6です。第4話から一気にPVが減っています。第1話から第4話は土曜日に投稿したのがよかったのでしょうか。第4話がつまらないのでしょうか。わかりません。
 こちらは投稿してからあまり経っていませんから、まだ増えるのかもしれません。

 「突然の召喚魔法」ですけれど。タイトルがキャッチーだなと自分で思いますけれど、そのせいかPVが多くなっています。「第1話 突然の召喚魔法で失礼します。いま召喚よろしいでしょうか?」が159、「第3話 全滅のマリア」でも112で100を超えています。最低の「第13話 (召喚魔法って)本当、戦闘では役に立たないんだな。」でも26です。異世界ファンタジーの読者が多く、キャッチーなタイトルなら読んでくださるということですかね。
 一田和樹さん、瓜生聖(noisy)さんが読んでくださいました。やっぱりタイトルか。

本物川小説大賞に不参加

 本物川小説大賞というのがありました。KUSO小説を募集していましたけれど、書けずに終わりました。

 ネタを思いついたのですけれど、カクヨム向けにはどうかという内容でもあり、文章を凝る必要があり相当の準備を要するとか、内容的にもすぐには書けないと、いろいろな要因により応募を諦めました。「インコの冬」のキャラを登場させる予定でした。まだ書くつもりではあります。じっくり準備して。

九月はどうする

 さて、今月九月ですけれど。小説を書くのはお休みしたい。乳首小説とか、ラーメン番外編とか、ほのぼの日常系とか、昨日だったかタイトルだけ思いついた「女はパンツにワイセツブツを隠してる」だとか、書いて排泄じゃなかった、投稿しないとネタがたまる一方なのですけれど。
 九月十月は、はじめて書いた長編小説を投稿してお茶を濁そうかと画策しています。なにも投稿しないとみなさんに忘れられてしまいそうですから。

 九乃カナが登場する前後編の小説です。九乃カナが登場するというか、この小説のキャラからペンネームをとったのですけれど。

短編小説「ネビラのトビラ調査」をカクヨムで連載しました

 土日で4話づつ8話投稿し、本日第9話を投稿して完結しました。12000文字、ペースが速かったようです。第7話以降まだ誰も読んでいません。ツマラなくて第6話で読むのをやめているのかもしれませんけれど。

 完結しましたから、小説を書いたときのお話を。
 これは大人も子供もカクヨム甲子園参加作です。「失恋の対角線」につづいて2作目。テーマは「扉の向こうは不思議な世界」。このテーマが、クソです。編集者が考えたのですかね。
 テーマがクソなものですから参加するつもりがなかったのですけれど、「失恋の対角線」を書いてしまい、「ネビラのトビラ調査」のネタも思いついてしまいました。
 はじめの思いつきはコンセプトみたいなもので、こんな感じ。

 扉調査官
扉の向こうが不思議な世界につながっていると危険
ひとつひとつ扉を開けてみて
その先がどうなっているか調べる
実はこちら側が不思議で、
最後現実につながると扉を塗りこめちゃう。
不思議系な小説。

 ややコンセプト通りに仕上がったと思います。扉調査官という職業のつもりでいたのですね、コンセプト時点では。

調査官という仕事ではないことにしようか。
その世界に住んでいる人間はみんな扉の調査しかしない。
それが生きること。

扉の調査にゆくときは白線に沿ってゆく。
新しい扉が出現したことはアリが教えてくれる。
アリは道を熟知していて、新しい道ができるとすぐわかる。
あたらしい扉ができても同じ。

一本の木にみんな家を建てて暮らしているのかな。樹自体が家か。
その木から道が出ていて、道をふさぐように扉が立っている。
調査官たちは知らせがきて道具をもって出動するのかな。
扉のまわりはどうなってるのかな。
人が集まってる?
スマホで写真撮ってる?
そういう世界ではないのかな。
現実ではないからね。

誰かが当たりを引くよね。
ボイドかな。

どこに出現したら面白いかな。
世界がシンプル。どこにっていうのはあまり重要ではない。
つまり、屋外であり、道をふさぐ形で扉がある。
扉の向こうは開けないと分らない。
裏にまわりこめない。道がそちらにつながっていない。

子供だね。扉調査官。

 現実ではない世界を書くことにして、世界設定を考えています。まだ調査官です。タイトルも「扉調査官ネビラ」にしようと考えていました。

同僚がいるかな。
友達の同僚ボイドは扉を塗りこめたことがある。
でも、ほかの同僚ギャラックは信じてくれない。
嫌な世界ではないから、つらい思いをするわけではない。
単純に信じてもらえないだけ。
塗りこめた扉へ主人公を案内してくれたりして。
向こう側ではどうなっているのかな。
開かない扉がずっとある?

ボイドが塗りこめた扉に案内してくれる。
道が途中で崩れている。
先の方で崩れかけの道が残っていて、塗りこめられた扉が見える。
扉も朽ちかけている。
道と扉はおなじ運命にある。
あたらしくできるときは一緒にできる。
塗りこめられて扉が朽ちてくると、道も崩れてくる。

不思議な世界、人間の世界につながっている扉に当たる。
人間の世界は果てがない。
※人間界のどこに扉ができたことにするかな。
これが塗りこめなくちゃいけない扉だとわかる。
塗りこめなくちゃって準備しているときに扉が開く。
向こうから開けてきた。
大きな人間がこちらにやってくる。
ネビラは子供だから、大人が大きい人間に見える。
向こうに押しやって、自分も人間の世界へ。
(ボツかな)
扉を開けてはいけませんと説得しているうちに
扉が開かなくなる。
誰かが塗りこめちゃったんだね。
しばらくしたら扉が消えちゃう。
で、どうなる?
終わり方。
(ここまでボツ)
大きな人間のことは物語で知ってるとか。

 ストーリーを考えはじめていますね。「最後現実につながると扉を塗りこめちゃう」というコンセプトがもとになっています。

 書き出しとラストは早い段階で思いつくことが多いのですけれど、今回はラストがなかなか思いつきません。ボツネタがあったりして悩んでいます。

 大人登場のアイデアで、絵本や物語で大人を知っていることにしました。この世界は子供しかいない設定なのですね。あんたらどうやって生まれたんだって疑問も浮かびますけれど、全体が精神世界のようなものですから、そういうものだと思って深堀していません。


扉を塗りこめないことにするとか。
ボイドと一緒に現実の世界へ行っちゃうとか?
もうひとりの、ボイドの言うことを疑っていたキャラ、ギャラックに
扉を塗りこめてもらうとか。


扉って言うのは人間関係の隠喩かな。
面白いやつになかなか会えない。
つまらない扉ばかり。
ひとつの部屋で、床や壁や天井の色が違うくらい。
しゃれた部屋はテーブルとイスがあったりして。
向こう側だけじゃなくて扉の自体の種類もある。

変わった部屋の奥にまた扉があったりして。
仲間を紹介されるようなものか。

当たりを引くと、自分自身が新しい世界に行ってしまう。
大人な人間に出会うってことか。

ネビラの世界で生きたい。
ダメだよね。
ネビラが人間の世界へ?

 いろいろ悩んでいますね。

 考えつづけて、なんとなく完成形が見えてきました。ぱっと思いついたのではないのです、今回は。つまらないアイデアが茂った草むらに分け入って花が咲いている雑草を発見した、雑草だけどいいかみたいな感覚でした。

 そうそう、途中で大人を中二病にしました。これは大人が登場する場面を書いているときに思いついたものですから、その場面を中二病的に書き直さなくてはいけなくて、でも中二病っぽいセリフがわからず苦労しました。

 キャラはこんな感じ。

少年二人が主人公かな。
ネビラとボイド。
ギャラック。
ストラー。
異世界人:戸美多(トミタ)

 子供は宇宙関連の用語をすこしいぢって決めました。ネビュラは星雲、ボイドは銀河がない空白地帯、ギャラクシーは銀河、大規模構造からストラクチャーです。異世界人は、扉だから戸という字を使おうと思って、中二病っぽく夜露四苦みたいな。中二病ではないか。

 

 どうでしょうねえ。ほかにこんな雰囲気の小説で参加している人がいなければうれしいのですけれど。人と同じが嫌いなものですから。わたくしの書く小説としては異彩を放っているかもしれません。コメディタッチの小説が多いかなと自分では思っています。