やっぱり朝、目が覚めそうというときにアイデアが浮かんでいて、目が覚めたときにまだ覚えていました。
アイデアというほどではないかもしれません。
どこかで見たようなというべきものです。
大学出てすぐくらいの年齢の男が、小学校にあがるまえくらいの女の子と一緒に生活しています。
あ、夢うつつで見ていた場面をとりあえずスケッチしたので、ブログ記事に載せてみましょう。
小説の一部を載せるのははじめてです。
とりあえず、文章で思いついたシーンを書いています。
クオリティは気にしてはいけません。
と、言い訳をしておきます。
「にぃ!にぃ!遊園地つれてきなさい」
「ん?あぁ、いいよ」
布団に寝ているおれにチョ子がまたがっている。
「え?本当なの?」
「ああ、本当だ。今日は休むことにしたからな」
「やったぁ!」
飛び跳ねては、お尻をドンドン腹のあたりに落としてくる。苦しい。
朝飯にベーコンと目玉焼きを焼いて、即席のスープにお湯をかける。チョ子は皿をだしたり箸をだしたりしている。
貧相な朝飯を腹にいれた。昼を早めにすれば混雑を避けられていいだろう。
横に並んで歯をみがく。チョ子は踏み台に乗っている。
ヒゲを剃っていると、チョ子が出かける準備を終えて催促にきた。
「早く!急がないと地球に置いてかれちゃうよ!」
地球が丸く、自転しながら太陽の周りを公転しているのだということを習ったらしい。
「それは大変だ、もう少しだからちょっと待ってくれるように説得してくれ」
電気シェーバーを水洗いして、タオルで水気を拭きとる。
財布をデイバッグに放り込んで、玄関へ。チョ子はもう靴をはいてドアノブに手をかけている。帽子をかぶって、ポシェットを肩にななめにかけて。
「ハンカチはもったか?ティッシュは?」
「にぃ、ママみたいのはいらないから」
「そうか、残念。やってみたかったんだけど」
「電気は消したし、窓のカギはしまってた」
「チョ子はよくできた子だな。いいお嫁さんになるぞ」
「あたりまえでしょう?王子様はいつやってくるかわからないんだから」
うん。無邪気な女の子はかわいいものだ。
玄関の鍵をかけると、手を引かれてアパートを離れた。
オリジナリティはないですね。
これからどうするというアイデアもありませんので、とりあえずファイルをつくって寝かせておきます。