書かぬが花を知る

8回目の推敲が終わりました。

文字数を調べたら16万文字を越えていました。

読むだけでも大変です。

 

恋愛を小説で書くことがあります。

男の人が女の人にアプローチされてたリします。

そういう小説を書くと、女性にモテる理由が書かれていないとダメだという人がいます。

恋愛経験がないのでしょうか。

女性にモテる人でなくても、女性とお付き合いすることはあるでしょう。

とくに、自分に自信のない男性を主人公にした場合、自分はダメだ、なぜこの人はぼくを好きになってくれるんだと疑問ばかりを書くことになります。

先のような人は、素直に読み取るのでしょうね、この男が女性に好意をもたれるのは現実的ではないと。

誰にもわかる、なにか特別な性質がないと女性に好きになってもらえないということなのでしょう。

そんな世の中では、カップルが存在困難になってしまいそうですね。

こういう、書かれていることに対して根拠をハッキリ書かないとわからない読者は、たいていの小説で読者の対象から外れるのではないかと思います。

書いたら興ざめということが世の中にはたくさんあるということを知らないのでしょう。

小説では、書いてないことを自由に想像してよいと思うのですけれど。

世の中にはいろんな人がいて、小説に不満をもつのは、まあ自由です。