アホが小説書いています

11回目の推敲が終わりました。

今月中に終わらない気がしてきました。

 

小説の評価について何度か書いています。

今日は作者の意図がわからないというやつです。

作者の意図は、読者が知る必要もないし、読者にわかってもらう必要もないでしょう。

これも学校のテストで作者の考えを選択肢から選べみたいな問題があるからいけないのだと思います。

わたしが小説を書きはじめるというか、考えはじめるときは、こんな小説というつかみどころのないアイデアからはじめます。

たとえば、「空遠く」では女の子が宙に浮いちゃう小説です。

いや、読めばたしかに女の子が宙に浮いちゃう小説だということはわかると思います。

でも、作者の意図が、女の子が宙に浮いちゃう小説だと読者がわかる必要はまったくありません。

小説を楽しむのに一切関係がありません。

むしろバカじゃないのと思われそうで、作者の意図を知られたくはありません。

いま推敲している小説も、トリックを思いついて、そのトリックを使うためにすべてが考えられています。

読めば、メインのトリックはこれかとわかります。

それがわかってなに?となります。

読んで、このトリック使いたくて小説書いたんだなーとわかってほしくなんてありません。

というわけで、作者の意図がわかるかどうかで小説を評価するのなんかやめればいいのにと思う次第でございます。