理系に向かない小説

15回目の推敲が終わりました。

まだけっこう修正箇所が多いのです。

文章をたしたり、けずったりもしています。

たいていは文章を修正するだけですけれど。

あと5回。

今年中に終わらないペースになってしまいました。

 

わたしは小説を読むのが好きではありません。

そのせいだと思うのですけれど、堀江敏幸「河岸忘日抄」という小説が面白くありません。

主人公が小説を読んだり、その連想でなにか考えたり、なにかをしたり、ということが綴られているわけです。

比喩に科学っぽい知識を用いるのですけれど、なにを言っているのかわからなかったりします。

科学の方はわかるのですけれど。

なにか人生に迷っている主人公を描いているわけですけれど、ぐだぐだ考えていることがまったく共感できないのです。

わたしは迷わない人間だからでしょう。

理系人間なので。

考えるなら数学とか、そのほかの科学とかに頭を使いたい人間です。

まだ途中ですから、ここから急に面白いと思いはじめるかもしれません。

いや、そんなことにはならないでしょうけれど。