ショートストーリー「50mmの焦点」をカクヨムに投稿しました

 こちらは、大学生九乃が登場する、一田和樹さんのお言葉を借りればサーガとなります。そろそろよい頃かと思い、小説内小説を挿入しないタイプの小説にしました。

 小説内小説かと思わせる、でもそうではない。そんなところを狙います。書きだす前のメモです。

小説内小説のあとみたいなことを、九乃が全部口で言う。

海の話か。
取材とか。
取材で来たことを書くか。

で、現実か小説かわからない話を書く。
書いてそのまま撮影?

結局現実なんだけれど、九乃は小説ネタってことにして認めたくない。

どんな内容なら小説ってことにしてごまかしたくなるかな。
恥ずかしいこと?なにか失敗したかな。推理があさっての方向だったとか。
誰か失踪する?「ゼロの焦点」からヒント。犀川という川が出てきた。金沢。

  「死んだことにする殺人事件」のつぎですから、海を舞台にした映画の原作が登場してよいという状況です。殺し屋が南の島で仕事を探そうとしているところで終わっていましたからね。

 そうなると、サスペンスドラマの定番断崖の上で謎解きをやりたくなります。さっそく元ネタである「ゼロの焦点」を読みはじめました。

 はい、原作では断崖の上で謎解きしません。映画が元ネタのようです。DVDを観ようかと思いましたけれど、お高かったものですから、あきらめました。仕方ない、原作から類推ですね。適当に想像で書きました。

 ほとんどメモに書いていません。お風呂の中で考え、出てきて書きはじめたからです。メモはカクヨムでの一田和樹さん自主企画シェアードワールド「等価交換肢 血眼孕」の参加作に手を付ける前にできていたものです。

 「ゼロの焦点」を読みつつ、「等価交換肢」を書いていたのですね。で、元ネタ調査は空振りに終わったと。でもまあ、誰か断崖から海に落としちゃえと。二宮でいいやと。そうしたら「『殺し屋、ゾンビを追う』」で先輩がコーラの瓶持ち帰っていたのを使えばいいやとなり。

 昨夜1時間で2000文字書き、今朝2000文字くらい書き、見直しはサボり気味でカクヨムで公開となりました。

 先輩の本名を鴎にしたのは、意味ありません。別の小説で鳥の名前をあだ名に使っていることから、同じ感覚でつけました。小説家×マーケティングの小説です。こっちは先に進んでいません。

 書いてカクヨムで公開するつもりですから、締切ありませんし、ゆっくりやります。