ショートストーリー「最期」をカクヨムに投稿しました

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 今回は、高校生九乃のホラー風のもの続編というのが出発点です。2作書いていますからね。バランスが悪い。3作書かなくては。そういうことです。

 「50mmの焦点」を公開してから考えはじめました。メモはつぎのとおり。

高校生九乃。
呪い。
フランソワが主役?
呪いで男になっちゃうのかな。
どうなるだろ。
女の子がみんな寄ってくる。
九乃が呪い返しをする。
ただの暗示だったという。
女子高生は暗示にかかりやすいお年頃。

小説内小説では、呪いのせいといわれる事件があるかな。
腕を失うとか。美奈子かな。呪いが返ってきた。
呪う相手は先生か。
最後は真知が物理的に襲って殺すかな。 

  まずは、フランソワを出そうということですね。1作目で文字数が足りずにほとんど書けていませんから、どこかで書かないといけなかったのですね。思い出しました。

 つぎに一田和樹さんのシェアードワールド「等価交換肢」を書いたことから、呪いをネタにしようと思ったのですね。

 どうやってくっつけようか。早い段階から、呪いで男になっちゃったことにしようと思いついたようです。男みたいな女という設定ですからね、思いつきやすい。で、九乃が呪詛返し。でも、本物の呪いじゃなかったというオチですね。これで現実パートが書けそうです。

 これまでの2作では、現実パートで九乃が関わらない、超常現象の起きるホラーっぽいものを書いてきました。今回はフランソワで、九乃も出てきますから、ホラーになりません。シリーズとしてはどうかって感じですけれど、厳密に考えなくていいかという判断です。

 小説内小説パートです。いままで超常現象のないホラー風のパートとして書いてきました。踏襲しています。一応、美奈子に呪いが返って腕を失ったことにしていますけれど、交通事故ですからね。呪いかどうか怪しいものです。

 前半パートの終わりくらいで先生が真知に殺されたがっていると読める一文を入れておきました。大人の男が女子高生に無抵抗で殺されるのはおかしいですから。きっと望んで切り刻まれ、殺されてゆくのでしょう。

 真知オンステージのパートは、特に事前のアイデアなしで、1作目と同じイメージで書けばよいと思って書きはじめました。やりすぎの感もありますけれど。気持ち悪いと怖いはちがいますからね。今回怖い部分はありません。残念。

 見直しに時間をかけました。小説内小説は文章の雰囲気を変えましたし、なんちゃって憑物落としの部分もありましたし。どうでしょうね、面白いと思えるのでしょうか。わたくしにはわかりません。

 乳首透けてるってところは、なんだか声が聞こえてくるみたいに感じました。自分で書いていて。

 あとは、おばあちゃん九乃を書いたら一区切りですかね。休眠中の九乃ですから。また休眠にはいります。たぶん。