「ぼくたちの海」をカクヨムに投稿しました

 「オープン・プロット・プロジェクト」進行中ですよ!そんな中、詩のような、童話のような、でも教訓みたいなものはなく、という得体のしれないものをカクヨムに投稿しました。

 いつものことですけれど、昨日だったか、いや一昨日のことのようにも思えるのですけれど、朝意識を取り戻したときにアイデアが思いついていたのです。

 といってもアイデアの欠片みたいなもので、砂浜が塩でできているというもの。そこから考えはじめて、2000文字くらいのネタかな?と思いました。メモはこんな感じ。

 黒い空に太陽が照っている。白い渚がまぶしい。
 淡いブルーの海。足を濡らして遊ぶ。
 浜は塩でできている。
 海は塩分濃度が飽和状態。
 以前は海に浮かんですごした。
 アノマロカリス
 ぼくたちの海はちょっとした水たまりくらい。
 この地上にあとは、海溝といわれた深い溝になった海しか残っていない。
 夕方、最後の水が蒸発し白い塩だけがのこった。手ですくってもさらさらとしている。
 見渡す限りの塩の砂漠。
 ぼくたちは塩に体をうずめた。
 何万年かしたら、アノマロカリスみたいに化石として発見されることを夢見て。

  完成したものは669文字。ぜんぜん2000文字じゃないじゃん。アテにならないものですね、わたくしの文字数感覚なんて。

 考えを順番に追ってみますか。

 塩の砂浜。ということは海水が飽和状態となります。死海のような体がぷかぷかうくやつ。つぎに塩湖というやつですね、海が干上がってしまったもの。そこから、ぼくたちの海が干上がってしまうというイメージが湧きました。

 世界が終わるみたいな、そんなイメージもありますね。「青くもない地球の恋愛論(はまだない)」の世界。大気が薄くなって空が青くない世界。この世界を使おうと思いつきました。地上から海が消えてしまう。大気が薄いから蒸発して宇宙に逃げてしまうのですかね。

 読者にどんな順番で情報を開示してゆくかですね。そんなことを考えながら書きました。完成品をお読みください。