ひさしぶりにブログを書きます。
お休みしました。
9月10月は小説をお休みしていました。
あたらしく書かないにしてもなにも投稿しないと存在を忘れられてしまいますから、過去の長編を投稿していました。
はじめて書いたころの小説です。3年も前のものですね。「セピア色のポートレート」。
このあと続編のつもりで書いた「アイ色のアストログラフィー」では九乃カナがちょろっと出てきます。カクヨムでつづけて連載します。
貧乏暇なし
休んでいると言いながら、10月の終わりには「愁いを知らない鳥のうた」を書いて投稿していました。
そこから「廃棄転生者人別帳」を完結させ、「墓掘りと吸血鬼」も投稿しと、ブログをサボっている間にも活動していました。
「否定的小説」書きました
さて、今回のブログは「否定的小説」を投稿しましたということで書くわけですけれど、チョー短い。72文字。
あらすじにも、ツイッターにも全文を掲載してしまいました。本文の意味あまりありませんね。
深夜トイレに起きることはあります。昨日は寝る前に紅茶を一杯飲んでしまいましたから余計です。
深夜二時ころでした。トイレにはいって、よっこいせですよ。
悪夢を見てうなされて起きる。でも、内容をいっさい覚えていない。そういうネタで小説書けそうと思いつきました。
天啓に撃たれる
そのあと天啓がおりました。
全力疾走して布団に潜りこんだはずはない。
心臓。汗。筋肉。
この部分。すごくない? あたらしい表現技法発明しちゃったよと思いました。
はじめ頭に浮かんでいたのはこんな感じ。
全力疾走したように心臓は鼓動し、全身に汗をかき、筋肉は疲労していた。
普通の比喩表現ですね。クソだなと。 これが、ひとつ上の文章になるわけです。否定文にすることで同じ内容を伝えられます。しかもパッと見比喩表現ぽくない。かっちょええ。
すべてを否定
で、どうせだから全部否定文で書こう、超短い小説にしようと思いつきました。
ただ、3行目、「心臓。汗。筋肉。」これは否定文にしようがない。画竜点睛を欠きます。完成しません。
ん? 完成しない? それはいい。
ということで、最終行の句点(。)を削りました。うん、完成してない感マシマシ。でもないか。
これって小説……
4行目はあとから付け加えました。ホラーかなってことで。
あと阿久結女(あくゆめ)というキャラは小説感を出すためにぶっこんで、悪夢っぽい名前ということで考えましたよ。
こんな風にしてできた5行小説。アホみたいですけれど、けっこう思考がつまった5行なのでした。