カクヨムまとめ2022(1月分)

 カクヨムのまとめも2022年分にはいってしまいました。最後の砦だったのに陥落。そんなことはないけれど。単にまとめだから1月遅れなだけですな。

リアルタイム完結

 1月28日、すこし余裕を残してリアルタイム小説「リアルタイム」が完結しました。野々ちえさんを犯人役に迎えて、どうにかミステリーの形になったかなといったところ。解決のことなんか考えずに事件を起こして行ったのに、どうにかなるものですな。ミステリーなんてちょろいぜ。ウソです、こめんなさい。

 カクヨム仲間のみなさんに出演してもらって書くことができました。元気玉ですな。みんなオラにちょっとづつ力を貸してけろ。けろじゃなかったっけ。

短編3作も投稿

 いっこまえの投稿に書きましたけれど、カクヨムコン短編にも参戦することになりまして。しかも3作、1日で。

 まじめに書いていたら間に合うわけねえ、ということで、出来合いのものを利用しました。まだ公開したことないやつですけれど。蔵にしまってあったファイルですな。

 「女はパンツにワイセツブツを隠してる」は、あらすじを書いていまして、小説に仕立てるの手間がありました。あれね、もっと長くて面白い小説になるはずだったのですけれどね。残念だなあ。そんなこと言うと、長いやつ期待しているとなってしまうから、やっと公開できてうれしいな、長年の懸案にケリがつきました。と言っておきます。

9ちゃんねるもやってるよ

 つづきで9ちゃんねるをやっています。9万文字超えましたから、あと2回くらいかな。

 「映画館のシケたポップコーン」「お気に入りはとんがり」「うちの子のセックス」なんてタイトルが、今回の放送分からあぶれそうだけれど、キャッチーな内容かなといったところ。ポップコーンととんがりは食べ物の話だから、面白くないかも。

 2月も2週くらい9ちゃんねるやります。

「ショタト・ワタシ A shot at what I see」の連載をはじめます

 水曜日は、2日ですかね、連載開始します。もう予約投稿済み。水曜日と土曜日投稿予定で、「ショタト・ワタシ A shot at what I see」を連載します。10万文字くらい。

 小学1年生の男の子が主人公です。視点人物です。ショタですよ。おちんちん丸出しですよ。児童ポルノで摘発されるかも。

 一応事件が起きて、ミステリー仕立てになっています。ペンスケも出ますよ。第1話からね。セリフはなかったかな。

 ペンギンシリーズなもので、相内さんと久保田さんも登場します。これまた第1話から。楽しみ過ぎますな。首がのびますな。しばしお待ちをっ!

 

 長編のストックが心もとなくなってきました。ペンギンシリーズの3作が投稿し終わったら、秘密と嘘シリーズが2作あるくらいです。ウサミミシリーズはあちこち書いていないところがあるから、手をつけるとなると結構なメンドクサさがあります。でも、全部で6作あってボリュームがあるから、のんびり投稿してゆくのもよいかもしれませんな。

 そんな感じです。また来月!

カクヨムコン短編にも最終日に参戦

 カクヨムコン、投稿は本日1月31日が最終日ですよね。お疲れさまです。

 今回はわたくしも長編に「リアルタイム」で参戦しまして、毎日ちまちま書いては投稿しましたよ。その辺の話は「リアルタイム」の完結報告ブログで読んでくだされ。

はじまりはいつも、坂井令和(れいな)さん

 カクヨムコン関連で、短編賞に3作応募するとなにかあるというキャンペーンをやっているのですな。昨日30日にツイッターで見て知りましたけれど。

 なるほど、長編を連載していたカクヨム仲間がみんなして短編をバンバン投稿しているのはこういうことだったのかいなと得心が行ったわけです。

 なるほどねと、ツイッターに投稿しましたら、マブダチと書いて心の友、リアルタイムでも使ったネタ、坂井令和(れいな)さんがフリですよねと返してきましたよ。

 おおっとぉ、これはわたくしに対する挑戦と見た。挑戦は受けて立たねばなりません。わたくしはなにと戦っているのでしょう。ともかくそういうわけで、3作の短編をでっち上げなければなりません。

短編3作を1日ででっち上げる

 でっちあげるというと聞こえが悪いけれども、まあ、でっち上げましたよ。まず取り組んだのが、「くず籠はいつだってあふれてる」に投稿しようと思ってメモってあるファイル。うんうん、たまっとる。

 「超大絶賛押し売り中! オセッカイちゃん」はタイトルを気に入っていたし、出だしを書いてありましたし、有望だと。途中でグダグダになって、ネタが思いつくまで寝かせていました。短編だし、出だしだけでも完結した感じがあるし、これで行こうということにして、軽く手直しをして投稿しましたよ。まず1作!

 

 2作目も同じくくず籠にいれる予定のファイルから「親知らずの心」をピックアップ。ピックしてアップしたのですな。ファイル名は「親知らずの心」ですけれど、小説のタイトルは「親知らずの心、コロシらず」という「親の心、子知らず」をもじったのを思いついていました。コロシらずってなんだよ。深く考えてはいけません。深くなくても考えてはいけません。感じろ!

 これは書いてありました。ほぼ投稿した形でね。ただ、ツマラナイから放置していたのですな。なにかネタを付け足したら面白くなるかなと思って。でも、今回利用しました。ツマラナクたっていいや、3作投稿できれば! 投げやりですな。とぅ! ぐさっ。記録は3メートル。

 

 キビキビと作業して2作はすぐに用意できました。たぶん午前中くらい(九乃カナ時間)。3作目が困りましたよ。短かいネタとか、もうほとんど書いてあるのとかあればよかったのですけれどね、くず籠にはなかった。

・「お父さん魔法使いを探して」

 これは、お母さん魔女を探していたら、オッサンを拾ってしまう女の子剣士の話の続編です。もう覚えている人いないかもしれませんけれど。

・「伊勢貝天衣の冒険」

 これは、「異世界転生は扱っていない葬儀社」という短編の続編を考えようとしたけれど、なにもアイデアがなくて放置しています。もういいかなって思ってしまいますな。

最後は禁断の

 3作目は「女はパンツにワイセツブツを隠してる」にしました。こちらはくず籠ではなく、独立した短編を目指した小説。未来の話。内容は投稿した小説を読んでくだされ。タイトルそのままというか。投稿した話のあとどうなるかを考えていてストップしていました。

 「オセッカイちゃん」と同じですな。このあと長い話になる予定のものを、出だしだけ短編として切り取りました。

 「パンツ」のあとをつづけるとなると、過去からやってきた女が逃げ続ける話になるのですかね。テロリストみたいに追いかけられる。最後は本当にテロを起したりして。エロテロリストって誰か名乗っていましたよね、誰だっけ。インリン・オブ・ジョイトイですか。グラビアアイドルでしたっけ。日本人と結婚したのだったような。

やり切った

 ともかく、3作を投稿しまして、1作はカクヨムコン短編賞に応募するの忘れていましたけれど、気づいて応募しました。

 これでわたくしのカクヨムコンは終了です。お疲れさまでした、わたくし。よくがんばったな、えらいぞ。

カクヨム連載「リアルタイム」が完結しました

はじまりは思いつきだった。雨ではない

 カクヨムコンやっていますよね。まだやっている。わたくしも参加することにしましたよ。初日に!

 みなさんがスタートを切ってから、みんなが走るのならといってスニーカーに普段着で走り出した感じです。もちろんみなさん、スポーツウェアに身を包み、ランニングシューズに、準備体操もバッチリです。なめていますな、わたくし。

思いついたからはじめたら、九乃カナの頭の中が一番のミステリー

 第1話で、思いついたからはじめたと書きました。「リアルタイム」というタイトルで、小説を書きながら起きることを書いてゆこうと思っていたのです。

 なんと、カクヨム仲間、心の友と書いてマブダチの坂井令和(れいな)さんから名探偵にしてほしいと無茶ぶりが。無茶ぶりには答えるタイプ、しかもどんな話にするかノープランではじめましたから、オッケー! てなもので、無理矢理ミステリーをはじめることにしました。

 そんな奴はいねえというくらい、行き当たりばったりで、長編だから10万文字、毎日絞り出して投稿することになりました。しかもミステリー。どんな事件で、どう捜査して、どういう解決が待っているのか、なんも考えずにその日その日に思いつくことを書いてゆくことに。

 なんとかなるだろと言って先のことを考えずに事件らしきことをバンバン書きました。勢いあまって小天体を落下させたり、悪魔を登場させたり、ご愛敬です。

旧作のキャラを駆使して

 カズキとか、ミカンとか、甘党すぎる探偵とか、旧作のキャラを引っぱりだしました。ついでに読者も引っ張り出しました。なんのことかわからないかもしれませんが、わかりたかったら小説を読め。

 影(犯人のつもり、コナンですな)、鉄パイプ黒パーカー、ナイフ黒パーカーとか、怪しげな新キャラも投入しました。あとで野々ちえさんになったり、無月兄さんだったり、正体がカクヨム仲間だとわかるのですけれどね。

お仲間を巻き込んで、巻き込み注意

 橙 suzukake さんがはじまりでしたね。小説の中でひどい扱いをしたら喜んでもらえるかなと思って、容疑者として取り調べをしましたよ。よろこばしいことかどうかわかりませんけれど。

 橙 suzukake さんには、あとでもお城の庭師として登場してもらい、ハイデ殺しの犯人になってもらいました。さらにさらに、別の犯人に殺されてしまうという、ほんとうにひどい扱い。ありがとうございました。

 

 黒パーカーは3人か4人出てくるのですけれど、無月兄さんと無月弟さんに演じてもらいました。リアルタイムの読者だから九乃カナのいる場所がわかるというとんでもない設定を利用して。

 無月弟さんには容疑者にもなってもらいました。ハイデ殺しのね。

パクリも積極的に

 ハイデというのは、ジュリアン・グラック「アルゴールの城」で同じように自室で殺される女性の名前です。パクりました。

 主人公がお城を去るときにナイフでおそわれるのもパクリです。

 もっといえば、ハイデの部屋に隠し通路があるのも「アルゴール」です。

 

 ほかには、「君の名は。」もパクりました。坂井令和(れいな)さんのリクエストで「君の縄。」も書きました。Sっぽい女性が逆転ドMだったというひどい小説です。九乃カナには珍しい小説だと思います。たいていドS側の人間が主人公ですからね。だからつまらないのか。ドMを主人公にした方が面白くなるのかもしれませんな。

 

 ほかになにかパクったっけ。坂井令和(れいな)さんが登場してからは「手首蒐集家」をパクりましたね。幻聴さんとか、ビジュアルなやつとか。

犯人は野々ちえさん

 坂井令和(れいな)さんがコメントで野々ちえさんを犯人にしてもよいのではみたいなことを書いていまして、なんとなくそうしようとは思っていました。

 いよいよ犯人について考えないと先が書けないというころになって、野々ちえさんの名前から九乃カナを作れるとこじつけ法を思いつきましてね、書けると思いましたよ。2日前くらいに思いつきました。アブネエ、アブネエ。

 さすがに犯人までリアルタイムで思いつけっていうのは大変ですから、許されますよね。うん、許せ! 坂井令和(れいな)さんが探偵というのも決まっていましたし。

 コメントを書いてくださった人を小説に登場させるということにしていたから、坂井令和(れいな)さんが終わりの方になって登場するのはよいかなと思ったけれど、野々ちえさんはコメントなくても登場させてしまいました。伏線なし。いや、コメントが伏線とかおかしいのですけれどね。

 ホシノユカイさんの出番がなくて、エピローグ的なアホのシーンにすこしだけ出演してもらいました。究乃カナのお友達として。

 あとで調べたらコメント欄に板野かもさんもいたけれど、はじめの方だったから忘れていました。どんまい。

九乃カナとは何者か

 はじめから主人公かつ作者として登場していますな。ミステリーを目指してからはワトソンのつもりでした。ワトソン死んでしまいましたけれど。

 作者ということで、チート能力ももっていました。悪魔を消滅させたりしています。小惑星を落としたように思わせておいて、あれは九乃カナのせいではありません、たぶん。

 死んだ九乃カナは究極の存在になりました。究乃カナ。神様です。

 神視点で小説は進みます。あれを神視点というか問題があるところですけれど。言ったもん勝ち。

こじつけで事件解決

 解決のことを考えずに事件を起こして適当に進んでいったわけですけれど、坂井令和(れいな)さんが登場したらこじつけこじつけで、なんとなく解決した感じになりました。こじつけ力がすごい。我ながら怖くなりましたよ。詐欺師の才能でもあるのでしょうかね。小説はウソツキの始まり。

 お互いにドッペルゲンガーってなんだよと思いますけれど、どちらかが本体というわけではないのですな。九乃カナ死んだら野々ちえさん消えちゃうなんてことはない。野々ちえさんが本体なら、九乃カナを殺すってどういうこと、となりますし。

 つまり、世にいうドッペルゲンガーを見ると死ぬというのは、ドッペルゲンガーのどちらかがもう一方を殺すということだったのですな。リアルタイムの世界ではね。

完結しましたよ

 カクヨム仲間を大いに巻き込んで事故を起こしながら、リアルタイムはどうにか10万文字を越えて完結しました。ありがてえ。

 スペシャルサンクスの意味を込めて、エンドロールを入れました。ちょっと面白いでしょ?

「ショタト・ワタシ」の連載がはじまる

 九乃カナはドS、つぎの小説の連載をはじめますよ。2月1日(火)からね。もうかよ。まだなにも準備していないけれど、コピペするくらいで大した作業ではありません。小1男子が活躍するペンギンシリーズ第3弾「ショタト・ワタシ Shot at  what I see」。ひどいタイトル。シリーズのキャラ、相内さんと久保田さんも登場しますよ。

 

 「リアルタイム」読んでくださった方たちー! 出演してくださった方たちー! 愛してるぜい。ありがとうございます!

カクヨムまとめ2021(12月分)

 2021年が終わりましたか。たいしたことなかったな、2021年。

 別プロジェクトとして本名で小説を書いていますけれど、そっちもまだ半分くらいしか書いていません。リアルタイムもあるし、2022年ははじめから崖っぷちです。

 

 2022年の抱負とか書く人がいますけれど、わたくしは考えません。正月なんていったって特別な日だとは思いません。人間が勝手に1年のはじまりとして設定しただけ、そんなものに左右される九乃カナではないわっ、はーっはっはっは。というわけ。

 

 12月は「シタイ?キス:それとも;」が完結したのでした。

 

「シタイ?キス:それとも;」が完結

 完結と言っても、ずっと前に書いて賞に応募して落選した小説ですからね。カクヨムに投稿しただけです。カクヨムがなければずっとハードディスクに眠っているだけですからね、よい供養になりました。読んでくださった方たち、ありがとうございます。

 第3弾「ショタト・ワタシ」もありますから、よろしく。カクヨムコンが終わる2月のはじめころに連載開始します。読者フレンドリーでしょ?

 

「リアルタイム」思いつきではじめる

 カクヨムコン初日、みなさんの小説を読んでいて思いついてしまいました。リアルタイム小説。

 2話目からミステリーに方向性をねじまげて進み、サスペンス、ホラーファンタジーとドタバタやって、もとの家のパソコンの前に帰ってきたのですけれど、大晦日に投稿した分でまた出かけてしまいました。困ったことです。またドタバタがはじまりそう。物語は進むのか。

 

「9ちゃんねる」現在8万文字

 「9ちゃんねる」は順調に投稿していまして、投稿した分で8万文字を越えました。「リアルタイム」でも利用しましたけれど、思ったほど面白くならなかった。残念。

 ツイッターでユーチューブ動画を紹介するときに突撃9ちゃんねるとタイトルをつけてツイートしています。今後も9ちゃんねるの投稿と関係なく紹介したいときは突撃9ちゃんねるとしてやっていきます。

 

このあとの予定

 「ショタト・ワタシ」のカクヨム連載が決まっています。自分で決めたからね。

 本名で書いている小説は半分くらいだから、もう半分を書いて九乃カナ名義の長編を書きたいかなと思います。たぶん「ハードロック・ミシン」。これは笑えるタイプの小説。高校の手芸部のお話。

 9ちゃんねるが10万文字になったら、どうしましょう。またネタがたまるまでお休みかな。たまってしまったら投稿することにします。

 1月、ふりだしにもどってやり直しです! 罰ゲームみたい。人間は罰ゲームやらされるのが好き。

「シタイ?キス:それとも;」が完結しました

 12月18日、その瞬間はやってきた。九乃カナはトラックボールを操作する指に力を込めた。

 カチリ。

 「変更を保存」ボタンをクリックした。これで「シタイ?キス:それとも;」の連載が完結したことになる。長い月日を思った。

 

 てなわけで、余裕がなくて書けなかった完結しましたよブログ記事です。

 

小説が完結すると

 カクヨムで小説を完結にすると、急にアクセスが増えますね。122PVもありました。消えましたけれど。いつまでたっても完結しない小説もありますからね。更新が停まっていたりね。完結してから読まないとそんなのに当たって損した気分になってしまいます。

 ちなみにペンギンシリーズは第3弾まで書いて賞に落選しています。安心の九乃カナクオリティですな。

 

どんな小説?

 「シタイ」はキスしたいのシタイであり、死体のシタイでもある、と言うつもりでつけましたよ。

 ペンギンシリーズ第2弾です。第1弾は久保田さん視点だったのを第2弾は相内さん視点にしました。毎回視点人物を変えようと思って、つぎはまた別の人物の視点になります。

 テーマは死体、それと消失。ミズクラゲのステファニーが消えたり、大学祭の会場から教授の死体が消えたり、久保田さんが消えたりというやつ。どれも真相はアホです。アホミステリーですかね。

 

 相内さんと久保田さん、恋愛模様はすこし進展しましたかね。久保田さんが急にロマンチック病を発症して相内さんの心を撃ち抜いたり。ラスト直前ではあんなことがあったりと。

 

次回作は

 「ショタト・ワタシ A shot at what I see」をカクヨムで連載します。また週2回投稿で。水、土の夕方6時です。

 「ショタ」は、ショタの、ショタによる、ショタのための小説になっています。なんのこっちゃ。はじまってのお楽しみと言うことで。

 もちろん、コウテイペンギンのペンスケと久保田さん、相内さんのコンビも登場しますよ。どこからショタが出てきたのかわからねえ。

 

マニア向け情報

 「シタイ」を書いていた頃の記録をブログにしていますから、興味湧きましたらチェックしてみてください。ロクなこと書いていないと思いますけれど。40個も記事を書いています。

 

シタイ?キス:それとも; :ペンギンシリーズ1-2 カテゴリーの記事一覧

 

 書きはじめてから考えたり調べたりしていますね。前から行き当たりばったりで書いていたのかな。困ったことです。

 

完結

 「シタイ?キス:それとも」を読んでくださった方たち、お疲れさまでした。第3弾もよろしくね。「ショタト・ワタシ」というひどいタイトルだけれど。

カクヨムでリアルタイム小説「リアルタイム」の連載をはじめました

はつさんせん!

 初のカクヨムコン参戦ですよ。

 12月1日にカクヨムコンはじまりました。カクヨム仲間が一斉に新作連載を開始して読んでいたら、急に思いついてしまいました。リアルタイム小説。

 リアルタイムに起きたことや考えたことを書いて投稿する。面白いじゃん。と言って連載開始してしまいました。

 リアルタイムに考えるから、ネタはいらない。楽チンと思ったら、その場でネタを考えるのがタイヘン。なんも楽チンじゃなかった。

 

途中経過

 5話まで投稿しました。一日一話。毎日なにかしら小説っぽくでっちあげて投稿するミッション。ミッションをクリアする様子をお届けするドキュメントみたいな企画になってきました。

 リンクを使って読者を近況ノートやブログに引っぱりまわしたり、旧作のキャラを出してきたり、カクヨム仲間を容疑者に仕立てたり、旧作のキャラを恋人に仕立てたり。無理矢理ネタをひねり出してきましたよ。

 まだネタはあるのか。先に考えるとリアルタイム小説にならないから、そのこともリアルタイム小説をむづかしくしています。困ったことです。

 

限界への挑戦

 まだ7000字。下書きが10000文字くらい。3000文字くらいは下書きの世界分です。10万文字書くの大変と言いながら文字数を無駄にしていますな。

 九乃カナはリアルタイム小説でみごと10万文字書きあげることができるのか。目が離せませんよ。中身がないのに毎日読まされる人たちがかわいそうという気もしますけれど。

「リアルタイム」第2話 思いつかない12月2日

 九乃カナは背伸びした。背が高い九乃カナが背伸びすると大した高さに手の先が達する。
「うーん、やっぱりブログは楽でいいな。ツイッターは140字だからおしゃべりなわたくしには窮屈なのだよ」
「知りませんよ、そんなこと」
 付き合わされる読者はさすがに勘弁してほしいという表情。九乃カナも人の表情を読むことはできる。ただ、他人の表情は無視することが多いだけだ。


「ここまできても死体は見つからないか。おかしいな。わたくしに挑戦状を突きつけておいて、やっぱり殺していませんでしたなんて通らないぞ」
「誰に言ってるんですか。作者なんだから九乃さん本人か」
「うん? なにが?」
 九乃カナはごまかした。読者は自作自演を疑う目をしている。目の表情を読んでもやっぱり九乃カナは無視をする。反応してもよいことはなにもないからだ。都合の悪いことはなかったことにする。生きる知恵だな。

 

 九乃カナは困っていた。思いつきで読者を巻き込み、近況ノートやブログへ引っぱりまわしたまではよかったが、死体のことを考えていなかった。誰を殺して死体にしてやろうか。小説のキャラにしようか、カクヨム仲間の誰かを血祭りにしてやろうか。
 うん、思いついた。次でカタをつける!

「よし、ゆくぞ! ワトソン君」
「ワトソンじゃないんですけどね」
 九乃カナは共犯者に対する仲間意識をもって読者の肩を抱き次の世界へ突き進んだ。
 九乃カナの去ったブログには空虚が残った。

 

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