8回目の推敲も終わりました。
昨日サボったという意識はなかったのですけれど、推敲が終わらず今日になってしまいました。
【ネタバレ】
アガサ・クリスティ「アクロイド殺害事件」(創元推理)を読みました。
本のはじめに作者が書いた文章が本文とはべつに掲載されているのですけれど、あれいらないですね。
ヒントになってしまいます。
置くなら本文のあとにしてもらいたいものです。
あと、意外な犯人とか、わざわざ売り文句をつけないでもらいたいですね。
最後の何ページでどんでん返しとかも、ジャマなだけです。
犯人が意外であたりまえ、どんでん返しがあってあたりまえというスタンスでお願いしたいものです。
「アクロイド」も、ポワロが偽物か、主人公が犯人か、そんなところだろうと考えながら読んでいました。
ホント、余計な情報のおかげで意外性がなにもありません。
行方をくらませている人は主人公に殺されたのだとばかり思っていました。
【ネタバレ終了】
「アクロイド」の中で、クリッペンの話がでてきます。
ピーター・ラブゼイ「偽のデュー警部」にもでてきたのですけれど、実際の事件だとは思っていなかったのです。
「アクロイド」にもでてきたので、ああ、これは実際の事件なのかと気づいて調べました。
はい、実際の事件ですね。
実際の事件を下敷きにして本格推理にできたらいいのですけれど、日本ではそんな独創性のある事件はなさそうですね。