前回のブログ更新から、ノンフィクションを5冊、小説を2冊読みました。
小説は、太宰治「人間失格」の原稿を写真に撮ったものと、森博嗣「ゾラ・一撃・さようなら」です。
「ゾラ」は、読みながらこういうことかな、いや、でも裏切ってちがう展開が待っているかなと予想していたのですけれど、ちがう展開にはならずじまいでした。
謎は特になくても、森博嗣の味わいがあるからいいのでしょう。
デイヴィッド・ハンドラーのホーギー・シリーズのように自伝のゴースト、いやゴーストとはいっていなかったのですけれど、自伝を書くという名目で有名人の豪華な屋敷に招かれるというのが、くすっと笑わせてくれます。
さて、今日からあたらしい小説を書きはじめました。
「ショタ」というワーキング・タイトルです。
いちおう仮タイトルはありますけれど、同じようなものです。
今日は初日ということで、キャラの名前を考えたりもしました。
行き当たりばったりで、事前には考えていなかったんですよね。
文字数は5000文字です。
書き出しのシーンは、ずーっと以前にすこし考えてあったのを使えるところだけ利用しました。
そのまま使えるところはほとんどなかったので、あまりお得感はありません。
はじめから全部入力したようなものでした。
ペンギンシリーズは章にタイトルをつけています。
1章は「人食いペンギン」です。
賞にタイトルをつけるなんて、やめておけばよかったと後悔しています。
現実には9月にはいったところですけれど、小説の中では12月です。
子供は風の子。
外で元気にひどい目に遭ってもらいましょう。