カズキが登場します。それからカナ。カズキは九乃カナの夫です。カナはふたりの娘。
わたくしが小説を書くようになって、はじめて書いた長めの小説で主人公だったのがカズキです。つぎに書いたのが続編で、カズキが小説家と出会い結婚する話を途中挿入しつつも、カナが四歳のときの話です。カズキのお相手のペンネームが九乃カナだったのですね。娘にはペンネームから取って名付けました。わたくしのペンネームもこのキャラから取りました。新しく考えるのがメンドクサかったのです。
エンディングで登場する祥子が九乃カナの正体というわけですね。モデルはいません。祥子は架空の人物です。
続編を書いたあと、短編のアイデアが思いついてスケッチしていたものを仕上げました。4000文字いかない短いお話です。もうすこし伸ばしてもよかったのですけれど、あまり変化をつけられないかなと思い、短くまとめました。
季節外れだし、以前の小説を公開していないし、ということで、楽しめる人はあまりいなさそうです。ゾンビ好きの人が騙されて読んでくれるかな。