2話目です。
ホラーで、「また会いに来たよ」とセリフをいいそうなシチュエーションを考えまして。メモを書きはじめました。
玄関ドアをドンドン叩くホラー。
のぞき窓から見ても誰もいない。
インターホンの映像に映らないかな。今どき。なにかがいる気配。
なぜやってきたのかな。なにが?
いつもインターホンならさずにドンドンやる人か。死んじゃった?どうして?
いや、子供時代になにかあったかな。
子供だからインターホンに手が届かない?そこまで幼い?どうにか追い払った。
どうやって?
で、また来てドンドン。
また会いに来たよ。
メモと完成形はかなりちがいます。最初の目論見、玄関ドアをドンドンだけが頭に残っていて、入浴中考えている間に中身がかわってしまったのですね。お風呂から出て、今度はプロットみたいなものを書きました。
1
自分に子供がいる。
子供の友達が遊びにくる。過去の記憶。
友達が誘拐された騒ぎ。
子供の誘拐殺人が連続していた。
2
友達だけ死体が出ていない。
ふたりでいるところで声をかけられたのかな。
で、自分だけ助かったとか。友達を生贄にした感じ?
連れ去ったのも子供だったとか?
つまりそれまでの誘拐殺人とちがったのかな。
3
子供の友達は帰ってゆく。
またねー。体調が悪くなるのかな。
悪夢にうなされていたとか。
4
子供に違和感。
自分に子供いたっけ。
お前誰だってなったときにインターホン。ビビるね。
5
子供が玄関にゆく。
追いかける。
インターホンの画面をみるけど誰も映ってない。
子供でも映るはず。
ドンドン、ドンドン。
子供が玄関を開けちゃう。姿が消えるとか。
「また、会いに来たよ」
セリフが子供みたいという印象ですから、また子供を使おうと考えたのですね。一度来て追い払うことはやめたようです。というか、忘れていてあらたに考えた。
プロットの段階では、幽霊的なものを考えていました。書いているうちに、悪夢や熱のせいで神経がおかしくなり、認知機構に障害があらわれたようにも読める書き方にしようと思いついたのですね。
日常の恐怖というか、違和感、不安感みたいのを目指しました。いえ、書きながらそういう方向に決めたわけですけれど。
1時間で1500字を越えるペースで書いたようですから、3時間かからなかったようです。考えてあった通りにすすめば2000文字以上書けるみたいですけれど。つぎつぎにわーっと書けるときは、驚きの白さ!いえ、自分でも驚きの速さで書けますけれど。ブログと同じですね。
いまは3話目に取りかかっていますけれど、ホラーではありません。別作品として投稿した方がいいかもしれません。そうなると、ホラーの方は2話で完結でしょうかね。自主企画の締切は今月いっぱいかな。それまでに思いついてしまったら、ホラーの3話目を書くかもしれません。小説を書いている場合ではないのですけれど。