5ヶ月ちかくの連載
2020年2月1日から、週2回投稿にて連載していた「アイ色のアストログラフィ―」が6月20日に完結しました。
全44話 65,893文字。中編のサイズですかね。
賞に落選
こちら、「セピア色のポートレート」と同じ賞に同時に応募しました。続編となっていますけれど、単独で読んでもほぼ意味わかるだろうということで。
講評が返ってきましたから、載せておきます。
・オリジナリティ:A
・キャラクター:B
・構成:B
・文章:B
・設定・世界観:B
・セリフ・会話:A最初は文章がこなれていない印象を受けますが、途中から会話文のリズムになれるにつれ読みやすくなります。劇的な展開はありませんが、平たい言葉でのキャッチボールに不可思議な面白さがあります。作者のポテンシャルを感じる部分ですが、本作はまだ道半ばの印象。努力を続けてほしいです。
「セピア色」の人とちがいますね。小説の感じもちがうわけですけれど。
「セピア色」は一本か二本の線がずっとつづいていて、途中で脱落するともうついてゆけない作りなのでしょう。
「アイ色」は過去と現在にわかれていて、どちらもひねりがありません。そのぶん読んでも達成感みたいなものはないと思います。続けて同じようなものは読みたくありませんからね、バラエティーってことで。
ブログはログ
「セピア色」と「アイ色」を書いていたときにブログをログとして利用していまして、今日何文字書いたとかそんなことしか書いていませんけれど、興味ありましたら、ブログ記事タイトルの下の「セピア色のポートレート」というリンクをクリックしてくだされ。記事がずらっと出てきます。
ブログって、ウェブログの略なのですね。正しい使い方をしていました。
長編を書くときは一日6000文字書くのが、わたくしにはよいペースみたい。3時間かからないくらいで書けて、毎日つづけて書けます。
一日に多く書きすぎると、翌日あまり書けなくなったりして。ストーリーがたまるのが一日6000文字分ということでしょうね。膀胱に尿が溜まる感じですか。一緒にするな。
めっちゃ見直し
あと、見直しを延々やっていたりします。20回を目安に見直しを繰り返すもので、書く日数と同じか、書くより多くの日数を見直しに当てています。
ひと通り書くのがプロットづくりを兼ねているようなものでして、最後まで書いてから考え直すってことをします。だもんで、時間も回数もかかると。
一度書いてしまうと事実として確定するようなところがありますから、大きくはかわりません。つじつま合わせ的な修正ですね。
10回くらい見直しをすると小説が頭の中にはいりますから、いつでもどこでも頭の中で見直しができます。修正をするまでに考えたことを忘れてしまいますから、なにか思いついたときはメモをします。
お風呂で思いつくと大変です。あがって体や頭を拭いているときに忘れてしまうことが多い。困ったことです。
このあとの予定
つぎは「空遠く」を連載する順番です。「アイ色」の前に書いた小説です。「アイ色」で祥子さんが学校に取材に行くシーンがありますけれど、あれの結果できた小説という位置づけ。すでに書いたものをネタにしました。
内容は、中学生の女の子が宙に浮いちゃうお話。12万文字くらい。
わたくし、長編小説は12万文字を目安にしていますから、ジャストなサイズ。カクヨムのカウント方法では文字数減りますけれど。エディターは改行もカウントしているとか、そんなちがいがあるようです。
せっかくだから賞に応募しようかと思いまして、なんだったっけ、昨日しらべたのですけれど、エンターテイメント性が高ければジャンル問わずという賞があって、来年3月いっぱいが締切とか、ずいぶん先なのですけれど、タグをひとつつけるだけでオッケーみたいですから、応募しようかと。
みなさんもぜひ、応募してお祭りにしましょうよ! って、なんの賞か書いていないけれど。ツイッターか、連載始まったらタグで確認してくだされ。
愛してるぜい
「アイ色を」最後まで読んでコメントくださった方たちがいまして、お知り合いの方たちですけれど、ありがたいものです。5ヶ月ちかくものんびり連載していたものを読んでくださって。
感謝と愛を贈りたい。ありがとうございます、愛してるぜい!