カクヨムで連載していた小説「黒猫問題は未解決」が完結しました

 1月から連載していました小説「黒猫問題は未解決」です。5月5日に2話投稿して完結しました。

 作者はコピペして投稿予約するだけの簡単なお仕事だったのですけれど、読んでくださった方、86000文字もお読みくださりありがとうございます。えらい!

 カクヨムの小説はこちら。

 黒猫問題は未解決(九乃カナ)

 

安藤くんのエロいTシャツ

 小説にでてくる3インチズ・オブ・ブラッドというバンドのTシャツは、わたくしがもっているTシャツがモデルです。実在したのですね。押入れから引っぱり出してきました。完結記念。

3 inches of blood のTシャツ

安藤くんのエロいTシャツ

 あまりエロくなかった? それは失礼。でもこれを着て出勤したら、きっとセクハラで訴えられることでしょう。 

 

書いていた頃の記録

 「黒猫問題は未解決」を書いていた頃はブログをはじめていまして、毎日書いてはブログに記録をつけていました。こちら。

 黒猫問題は未解決 カテゴリーの記事一覧

 記事一覧が1ページにおさまっていなくて、はじめの記事は2ページ目になっています。

 2017年1月31日に書き始めたようです。内容がまだ固まっていない状態で書き出したのですね。

 臨死体験の話と書いてあるから、安藤くんがハーデースに乗り移って芽以のところにやってくるという大筋は決まっていたらしい。

 はじめの記事のあと1ヶ月くらいあいて、書くのを再開しています。

 芽以と安藤くんの名前が決まっていない問題があったり、タイトルを何度も変えたり、苦労のあとが見えます。

 内容が固まっていない状態で書き出したわりに毎日4000文字くらいは書いていたみたいです。えらい。長めの小説は勢いがついているから流れでつづきが書ける部分もあるのですよね。

 17日くらいで書きおわっています。短いから書き終わるのも早い。

 2ヶ月くらい別の小説を推敲したり書いたりして、5月に推敲をはじめています。書いたのと同じくらいの期間で13回読み直して完成としています。短めだから推敲の回数も少なめですかね。20回くらい推敲することが多いのですけれど。

 

はじめのアイデア

 日没頃、ベランダでビールを飲んでいる大人の女のところに、大人と言っても働いているというだけですけれど、黒猫が手すり伝いにやってくるというシーンが最初に思いつきました。

 たぶんその黒猫に男が乗り移っている、すこし一緒にすごして眠っちゃった間にいなくなっている、後日その男が訪ねてくる、そんなところまでセットで思いついたのですね。

 で、どうしたら黒猫に男が乗り移るかってのを説明するのが、そのまま小説の流れになっています。これはひと通り書いてから気づきました。書くときは先へ先へと思って書くから、これがどんな小説なのかわかっていないこともあります。

 カクヨムの連載をはじめて気づいたのですけれど、よくある女の子が死んじゃう話の男の子が死んじゃうバージョンになっていたなということ。これは大ヒットの予感ではありません? 実際は20人くらいしか読んでいませんけれど。現実はせちがらい。

 

 出だしの部分が思いついたわけですけれど、つぎに思いついたのは、好きな男が死んじゃったけど、別の男も好きになれるというアイデア

 これで安藤くんと平文くんが登場するのは決まって、あとは考えながら書けそうと思ったのでしょうね。内容が固まらないうちに書き始めた話はもうしました。

 

もうひとつの黒猫

 黒猫の小説はもうひとつアイデアがあって、むしろこちらが先なのですけれど、いまだに書き始められません。

 出だしで女性がマスターに惚れる、わりと猛烈にアタックするというのを書きたいのですけれど、恋愛ものはむづかしい。どんな風にアタックするのでしょうね、積極的な女性って。おっぱいですか。

 あと、メインの盛り上がるシーンもうまいことつじつまを合わせるように展開を考えないといけないし。なかなか大変です。

 

黒猫のあとはペンギン

 動物つづきでどうかと思いますけれど、つぎの連載はペンギンシリーズの「国立水族館ペンギン担当」という小説にします。

 直下型地震で関東がほとんど海に沈んだ世界です。グンマに海がやってきたぁー! しかもグンマを首都にして東日本が独立しています。岐阜はどっちかわかりません。

 小説の中で重要な意味はありませんけれどね。

 なんでそんな設定にしたかと言うと、ぐんまのやぼうというゲームが話題になっていたころに思いついていたのでした。「ペンギン」を書くときに設定を山盛りいれてやれ、その方が賞でウケるでしょという下心で手持ちの設定としてぶっこんだのでした。

 設定を活かせていないのが残念なところ。

 首都になって、海もやってきたグンマ、調子に乗って水族館を作ったのですな。そんな水族館が舞台です。お楽しみに。