他人の書いた小説と自分の書いた小説と

6回目の推敲しました。

あまり大きな修正はありません。

まだ頭にストーリーがはいっていないからかもしれません。

10回以上推敲した段階で大きく追加したり変更したりしていますから、ほかの小説では。

 

デイヴィッド・ハンドラー「殺人小説家」を読みました。

これでホーギー&ルルのシリーズ既刊はすべて読んだことになります。

そのうち、新刊を予約します。

本を読みながら作業するものだから、推敲の進みが悪いのです。

推敲より、他人が書いた小説を読む方が楽しいですね。

自分が書いた小説というのは、自分から出てきたものでもあるし、書きながら読んでいるから新鮮味がないということもあるし、他人が書いた小説を読む方が楽しいのは当たり前です。

つぎの展開が、自分から出てくるものとはちがうという意外性があります。

これから書くというときだけ、すこし楽しいと感じます。

どんな話になるのかなと思うわけです。

書きながら、勝手に話が展開していくときが中でも楽しく感じます。

そんなわけで、自分で読んで面白くない小説を書いても、他人が読んだら楽しんでもらえるかもしれません。

そう期待して書いているわけです。

もともと小説が好きではないから、よけいに自分の小説が面白いと感じられないということもあるかもしれません。

 

ガザニガ「右脳と左脳を見つけた男」が届きました。

これは脳科学者の自伝で、小説ではありません。

すこし読みはじめています。

きっと面白いでしょう。

 

若い男と幼い女の子

やっぱり朝、目が覚めそうというときにアイデアが浮かんでいて、目が覚めたときにまだ覚えていました。

イデアというほどではないかもしれません。

どこかで見たようなというべきものです。

 

大学出てすぐくらいの年齢の男が、小学校にあがるまえくらいの女の子と一緒に生活しています。

あ、夢うつつで見ていた場面をとりあえずスケッチしたので、ブログ記事に載せてみましょう。

小説の一部を載せるのははじめてです。

とりあえず、文章で思いついたシーンを書いています。

クオリティは気にしてはいけません。

と、言い訳をしておきます。

 

「にぃ!にぃ!遊園地つれてきなさい」
「ん?あぁ、いいよ」
 布団に寝ているおれにチョ子がまたがっている。
「え?本当なの?」
「ああ、本当だ。今日は休むことにしたからな」
「やったぁ!」
 飛び跳ねては、お尻をドンドン腹のあたりに落としてくる。苦しい。
 朝飯にベーコンと目玉焼きを焼いて、即席のスープにお湯をかける。チョ子は皿をだしたり箸をだしたりしている。
 貧相な朝飯を腹にいれた。昼を早めにすれば混雑を避けられていいだろう。
 横に並んで歯をみがく。チョ子は踏み台に乗っている。
 ヒゲを剃っていると、チョ子が出かける準備を終えて催促にきた。
「早く!急がないと地球に置いてかれちゃうよ!」
 地球が丸く、自転しながら太陽の周りを公転しているのだということを習ったらしい。
「それは大変だ、もう少しだからちょっと待ってくれるように説得してくれ」
 電気シェーバーを水洗いして、タオルで水気を拭きとる。
 財布をデイバッグに放り込んで、玄関へ。チョ子はもう靴をはいてドアノブに手をかけている。帽子をかぶって、ポシェットを肩にななめにかけて。
「ハンカチはもったか?ティッシュは?」
「にぃ、ママみたいのはいらないから」
「そうか、残念。やってみたかったんだけど」
「電気は消したし、窓のカギはしまってた」
「チョ子はよくできた子だな。いいお嫁さんになるぞ」
「あたりまえでしょう?王子様はいつやってくるかわからないんだから」
 うん。無邪気な女の子はかわいいものだ。
 玄関の鍵をかけると、手を引かれてアパートを離れた。
 

 オリジナリティはないですね。

これからどうするというアイデアもありませんので、とりあえずファイルをつくって寝かせておきます。

 

またタイトル変更

タイトルを「黒猫問題と三つの仮説」から「黒猫問題と三つの解決」にしてみようかと思います。

まだ変更するかもしれません。

タイトルってむづかしい。

 

推敲は5回まで終わりました。

次に書く小説のことも考えなければなりません。

いまのところ続編の「喫茶黒猫マスター」にするつもりです。

でも、具体的なアイデアがほとんどありません。

書けるのでしょうか。

登場人物は何人も決まっています。

だって、別の小説のキャラが大勢出てくるのですから。

「セピア色」シリーズのカズキと祥子さん、編集者。

カズキと祥子さんは「黒猫」にもちょっとだけでてきました。

「黒猫」から平文くんと安藤くん、ハーデース。

これだけで5人と1匹。

マスターと女の子、喫茶店のオーナーが数人。

たいした小説じゃないはずなのですけれど、人が大勢でてきます。

おもしろくなるのでしょうか。

おもしろいエピソードが思いつくといいのですけれど。

 

朝4時にアイデアを思いついて

新しいカテゴリ、「新ネタ」作りました。

新しい小説のネタを思いついたときにつけます。

 

朝4時にアイデアが思いついて目を覚ましました。

といっても、まったく新しいアイデアではないのですけれど。

先週くらいでしょうか、密室トリックを思いついて、ファイルをつくってありました。

で、そのトリックを使えるような設定やらストーリーやらを考えていました。

それが、思いついたのです。

今朝4時に。

でも、眠くてポチポチ入力していられません。

眠くはあるのですけれど、思いついたときというのは興奮もしているらしく、頭が考えるのをやめてくれません。

眠いのに寝付けず、頭はキャラやら、情景やら、セリフやらをかってに考える。

とはいえ、いつのまにか眠れて。目覚ましが鳴るまでぐっすりではありました。

 

思いついたというのは、このトリックが「彼女の秘密」の続編としてピッタリはまるということです。

続編はずっと時間が経過したあとの話を書けるかもしれないくらいに考えていたのですけれど、「彼女の秘密」のすぐあとの時間で続編が書けそうです。

しかも、密室で首なし死体発見。頭は密室の外で見つかるという、ミステリです。

面白くなるといいのですけれど。

視点は「彼女の秘密」の愛音ちゃん視点です。

 

遅々とはしているが、進んでいる

4回目の推敲が終わりました。

進みは遅いかもしれません。

80000文字の小説なら、1日1回推敲できてもいいのですけれど、本を読んだりしているので、ペースが遅くなってしまいます。

 

デイヴィッド・ハンドラーのホーギー&ルルのシリーズを読んでいます。

いまは「自分を消した男」。

この本、シリーズの中でも厚いほうです。

あと、「傷心」「殺人小説家」を読みます。

読み終わったら、8月に刊行されるらしい新作を予約しようと思っています。

これ、翻訳ではなくて英語版です。

翻訳に何年も待つのはつまらないので、英語で読むのに挑戦しようかと思います。

といっても、すぐには取りかからないで、読みはじめるまでに翻訳が出版されるなんてこともあるかもしれません。

 

いままで書いた小説はあまり大人向けとはいいがたいので、大人向けの小説も書きたいところです。

小説を書いているあいだに別の小説のアイデアが思いつくことが多いので、似た雰囲気の小説が多くなってしまいます。

先に大人向けの小説を考えるぞと意識していないとダメかもしれません。

あるいは、徐々に大人向けにシフトしていくかもしれません。

「ペンギン」と「黒猫」は、片方が社会人、片方が学生です。

そのうちアイデアに学生が出てこなくなるかもしれませんね。

 

年下の男の子とお姉さん

3回目の推敲しました。

はじめのうちは修正箇所すくないんですよね。

何回も繰り返しているうちに気になるところが増えて行って、結局20回くらい推敲することになります。

 

昨日は続編を平文くんと、平文くんを振りまわすお姉さんの話にしようかと書きました。

いま推敲している「黒猫」はすでに似たような設定です。

学生の安藤くん、平文くんと、会社員のお姉さんの話です。

だからといって、年下の男の子とお姉さんという設定が好きだというわけではありません。

そういうストーリーというだけです。

書いている途中で必要になって登場人物を増やすこともありますし。

トーリー主体で小説を書いています。

 

タイトル変更

2回目の推敲をしました。

それに、タイトルを「黒猫の計算」から「黒猫問題と三つの仮説」にしました。

長くなりましたね。

またかえるかもしれません。

いいタイトルって思いつかないものです。

 

昨日の投稿で続編のことを書きました。

平文くんという登場人物を両方で使うと。

続編では、平文くんの視点にする予定なのですが、エピソードの主役は平文くんじゃないのです。

その場にいてエピソードを目撃させないといけないわけです。

巻き込まれ体質でないと困ります。

エピソードの主役のお姉さんに引っ張りまわされちゃいますかね。

かわいそうにね。