カクヨムで連載していた「空遠く」が完結しました

 7月1日からですか、カクヨムで「空遠く」の連載をはじめたのは。その前の「セピア色のポートレート」と「アイ色のアストログラフィー」は中編くらいでしたかね。12万文字くらいというのははじめて。

 

 とうとう11月7日に完結しました。お読みくださった方、お疲れさまでした。やや4ヶ月、けっこうな時間ですよ。ということは長編は年に3本くらいしか連載できないわけですな、わたくしのペースで行くと。

 いまは長編書いていないからよいのですけれど、これから長編を書いたら、以前のペースでは年に4個か5個の長編を書くことになりますから、ツン読、ツン書にツン投が加わることになるのでは。すでにストックが7個くらいあるから、ツン投状態ですけれど。あ、投稿の投です。

気づいた人いないと思うけど

 「空遠く」は「アイ色」より前に書いていまして。「アイ色」のヒロイン祥子が「空遠く」を書いたことになっています。祥子は小説家って設定なのです。

 カズキがプロポーズするダム湖、あれは岐阜にモデルの湖があるのですけれど、湖に行くまえに中学校を祥子が取材します。第20話です。

 で、途中ワッフルのお店にはいってお茶をして、放課後の時間で生徒がお店にやってくる。男一人に女二人。これが空と茜、美月って設定です。裏ですけれど。

 ワッフルのお店を出たあと祥子は妄想モードにはいって、頭の中で物語がふくらんでゆきます。

 

 該当するシーンが「空遠く」にもありまして、第37話。茜が両親に進路の話をしたあと美術部で遥にその話をし、空がやってきて一緒に帰る。歩いている途中で美月が合流して、ワッフル食べて帰ろうとなります。こっちでは遥も一緒だから女三人ですけれど。

 「空遠く」も舞台は岐阜って設定になっていまして。茜たちが進学しようという高校は岐阜にある高校がモデルになっています。普通科のほかに美術科と音楽科とある公立高校。

 サッカーの大会で試合の日程は岐阜の中学校のサッカー大会日程を見て決めました。といっても、日付は小説内に出てきませんけれど。梅雨がからむから季節的なものを考える必要があったのです。空は梅雨が明けないうちに予選敗退でした。で、茜の絵の手伝いをやらされましたね。

 それぞれの話へリンク張っておきますね。

 

 第37話 中三の女子は全員宙に浮けるんじゃないかって思うんだけど - 空遠く(九乃カナ) - カクヨム

 

 第20話 ダム湖、星空が広がる - アイ色のアストログラフィー(九乃カナ) - カクヨム

予定はつまってるよ

 せっかく連載が終わったのに、読んでくださる方を休ませない九乃カナ。明日水曜日で連載中なら投稿をしていたのですけれど、やっぱり小説を投稿します。本編は3500文字くらい、ブログに書くような楽屋話つきで4500文字くらい。くず籠小説です。

 

 あと、9ちゃんねるを音声でもご提供しようということで、とりあえず VOICEROID というソフトを注文しました。東北きりたんというやつ。テキスト読み上げですな。

 これで9ちゃんねるを読ませてユーチューブ動画をこしらえようと思っています。

 

 「オトラントの城」という18世紀の元祖ゴシック小説を翻訳するプロジェクト。いまこれに一番力を入れています。めっちゃ大変。表紙もつくってキンドルにして売ろうと思っています。5章ありまして、1章はカクヨムに投稿して宣伝する予定。

 読み上げソフトで朗読も作れますな。やってみたい。

 

 長編小説を書くプロジェクトもありますけれど。ネタはたまっていて、でも具体的に書けるところまでは行っていなかったりします。書けたら面白いかなって感じ。

 書けるところに近いのがいくつか。

 

 コンビニに行こうとしたら、銀行強盗に失敗したギャングにつかまって、自宅に立てこもられちゃう話。これはだいたいのストーリーはできていて、でも一番の核になる事件みたいのが具体的にならない。適当なところで考えるのを諦めてしょぼい小説を書いてしまうかも。

 

 ハードロックミシンというタイトルからストーリーをひねり出そうとしている小説は、キャラがだいたい出揃って、だいたいの流れもできています。あとは具体的なエピソードをひねり出して書けそう。

 

 どちらもアホで笑える感じの小説ですな。

 

 「空遠く」のシリーズは4作くらいかなって思っているけれど、アイデアがなくて何作かも見通せていません。つぎに書く予定なのは、ぬいぐるみをテレキネシスしちゃう女の子の話。女の子は宙に浮いちゃうだけじゃなかった。

 

 ウサミミシリーズは6作あって、ほとんど書けているのですけれど。ところどころ書いていないシーンがあったり、くっそつまらないんじゃないかというシーンがあったりで、あまり手をつけたくありません。

 

 長編ではないけれど、マスケッターさんがネタを提供してくれた短編もあるのでした。これは近いうちに書きます。土曜日まで? 連載のペースに合わせることはないけれど、なんとなく。

 自分で思いついた小ネタ部分は書いてありますから、マスケッターさんのネタ部分を書き進めることになります。

 

 投稿する方でいうと、つぎは「黒猫問題は未解決」というすこし短めの小説。中編かな。

 ほかにペンギンシリーズが3作。秘密と嘘シリーズが2作。

 

 イラスト作成もありました。「空遠く」の表紙。もう完結しちゃったのに。いまは翻訳に力を入れていて、イラストは進めていません。それでいいのか。

 

 予定は詰まっているというか、積んであります。積もっています。そびえているかな。