「トッケン女子、きな子」のカクヨムでの連載が完結しましたから記事にします。
はじめの思いつき
たぶん、フレーズ「片想いは青春女子の特権である。」を思いつき、タイトルをトッケン女子、うーん名前はどうしよう、きな子で。となったのだと思います。
よいタイトルと思って、話を考えました。タイトル思いつかなかったら、すぐには手をつけなかったことでしょう。
メモを残しましたから載せます。
好きな人がいる女の子。
告白できない。
緊張しちゃって話すこともできない。近づけない。どうでもいい男の子とは仲良くできて、
ひとりそんなのがいる。
これが最初に出てきたストーリー。まだ途中までしか思いついていませんけれど書きはじめます。
書きはじめる
書きはじめると、なぜか女の友達が出てきて小野ちーんとなり、話を合わせていったら修学旅行中だってことになり、じゃあ京都だなって舞台が決まりました。
こういうのって、書きはじめて湧いてくるから、とりあえず書いてみるとうまく進むってことありますね。
書いているうちにつぎのアイデアも思いつきます。
またメモから。
好きとか付き合ってほしいとかじゃないと
男の子の方も言っていて、女の子に好きな人がいるってことも知っている。
でも、男の子が告白してくる。
もちろん断る。好きな人いるって言ったよね、
君とは仲良くしても好きじゃないし付き合わないって言ったよね。
これでほぼ書けそうだなと確信します。といいつつ、ラストが思いついていないし、どこで告白させるかも決まっていません。
中断して葉桜
このメモの部分の手前まで書いて、一時中断。葉桜にとりかかります。葉桜に1ヶ月くらいかかずらわって、とうとう6月、「トッケン女子」を進めることにします。
トッケン再開
京都の修学旅行ポイントを調べ、下鴨神社が恋愛成就みたいな情報があり、しかもみたらし団子の発祥の地だと。
きたー!
ということで下鴨神社、みたらしだんご食べながら告白されることにし、グルメサイトやグーグルストリートビューなんかも使って頭の中に背景を思い浮かべつつ書きました。告白シーンですな。
そのまえにメモのつづきの部分も思いついていたのでした。
ずっと片思いじゃねえかっていわれるかな。
片想いは青春女子の特権だもん。きな子命名のエピソードみたいにかな。
もうこれでほぼ完成じゃん。と思いますけれど、実際に書く前に告白シーンをイメトレ、ラストの小野くんクラッシュは思いついて、メモはしないで脳内メモリで済ませました。たぶん256MBくらい。わたくしの脳内メモリね。
で、ひととおり書き終えました。
見直しは突然に
ラブストーリーだろというツッコミ待ち。
カクヨムの新規小説を作ってコピペして文字数を見たら、第4話、布団の中で妄想するパートの文字数が半分くらいしかありません。なんか足すかということで、告白場所ベストファイブを追加、おいしいもの食べながらを入れて竹下が第2位を利用してきたなって思えるようにしておきました。
あと、これ大事。ちょっと強引な話のもっていき方でしたけれど、「片想いは青春女子の特権である。」を4話の終わりにぶっこみました。
見直しで大きく変えたところはほかになかったと思います。完成!
連載開始したよ
今回は1話づつ毎日投稿にしました。一度に全話予約投稿。予約忘れなし!
タイトルがキャッチーなせいか、すこし評判がよい気がします。いつも10人くらいにしか全部読んでもらえないところ、20人を超える方たちが読んでくださっています。
やっぱ京都修学旅行ですかね。きな子かな。関連する小説を書く予定はありませんから、つぎにつながる成果があったかというと、なさそう。
コメントが
お知り合いの方はコメントをくださることが多くて、第5話で竹下がきな子に告白したのですけれど、なかなかの反響だったかと思います。
きな子そりゃないんじゃないの、とか竹下空気読めよみたいなのとか、そこまで言ってない?
ありがたいことです。キャラが読んでくださった人の中で生きているって感じではありませんか。
第6話で走りながらきな子が告白されたことを振り返る部分を書いてあったから、自然とコメントへの回答みたいになっているかもしれません。わたくしナイス。
で、問題は最終話で納得のラストになっているかですけれど。みなさんお心が広いから、ありだよねって受け入れてくださることを願っています。あーめん。そうめんがおいしい季節ですかね。