「葉桜の君に」5月31日いっぱいをもって終了しました。はい、わたくし物好きなことに4作も書いてしまいました。アホです。思いついてしまうとつい書いてしまうのですね。病気の域に突入しているやもしれませぬ。
《未来バージョン》と《花物語バージョン》の記事をそれぞれ書きます。
この記事は《未来バージョン》。こちら、《花物語バージョン》よりあと、どうかこうかなあと思いつつ「花物語」を読んでいるときに思いつき、そのまま書きはじめました。完成は先になりました。
メモを載せておきます。
時間旅行を使った話も書ける?
未来からやってきたとか。過去からやってきたとか。
バーチャルな世界で学校に通う。
いつでも桜が満開な公園。
そのはずが葉桜になっちゃう。ウイルスのせい?
メモとかなり違う内容になっています。書きはじめたらメモの内容を忘れて流れでずっと書いてしまったのですね。メモの意味がない。もしよろしければ、このメモを利用して書いてくださってよいのですよ? 誰も書かないか。
風景からはいって、実のある話にゆきつくまでに時間がかかってしまったのが敗因ですかね。忘れっぽいもので。敗因と言っても、完成品はこれでけっこうよい出来では? そうでもない?
未来から娘がやってきた設定で書くことにしたみたいですね。過去からってアイデアはボツにしたのでしょう。
桜子が書類をたしかめていますけれど、作者としては高校入学の手続きをして完了の書類で名前を確認したことにしています。偽名を間違えてはいけませんからね。
なぜ桜子は公園にいたのでしょうね。別に決めていませんけれど、登校のため下見にきて帰り、途中の公園で桜をみていたとか。未来でも同じ高校に入学することになっています。未来ではいま春休みだから、まだ入学していないのですけれど。
公園で桜子と葉太が会うという規定はクリア。ここでお父さんと呼ばせましたけれど、言い間違いということで流しました。伏線ですな。
春川桜子は元カノと似ているという自主企画の規定について。名前が春川で同じということしか似ている要素はありません。葉太になにか元カノを思い起こさせるものがあればよいのだと拡大解釈しました。こじつけ。
娘がお父さんの若い頃に会ったわけですから、いろいろ質問攻めにしますよね。お父さんは自分のこと気づいていないし。
公園でお悩み相談の自主企画規定。お悩みはダミーの恋愛相談。「ふたりして役立たず」と謎フレーズをいれました。お母さんアレですからね、お父さんもやっぱりダメという意味ですね。
で、「わたし、未来からきたのっ!」と言わせました。どっちだ! と読者に思わせたくて。本当に未来からきたのかいなという疑問を抱かせる作戦。未来バージョンですからね。ここがポイント。
ほいで、先に進む前に元カノの話をいれました。そこからの、葉太の思考垂れ流しパート。うまくつながってません? 自画自賛。
未来からきたってことはないやろと結論しています。フリですな。
で、ゴールデン・ウィークに春川菜帆子に会いに行くつもりだったのをやめようかという気になります。理由はなんでもよかったのですね。
桜子がやってこない世界では本当に行かないことになって、嫌われて別れたつもりになっているところに死亡の知らせ。どっちだったんだろ、嫌われたのか、いやそんなことはなく病気の姿を見せたくないとか、気を使ったとかそういうことなのか、会いに行けばよかったと後悔するのですね。葉太の感触としては嫌われて別れるという様子ではなかったのですから、あとの理由だと思うわけです。
自主企画の規定シーンです。公園でふたたびですな。ここでは葉太が前回言えなかったことを言うというのがポイント。ちょっとやりづらい。
セリフをポイントにされると、わたくし困っちゃう。アホなイベントでストーリーを進めるタイプなものでね。
というわけで、そんなわたくしの作ったキャラですから、ぶっつけ本番でしゃべりだして、うまく行きそうかという感触。
桜子に止められてしまいます。わたしじゃなくてお父さんだよと。葉太は桜子に対するとわからないことだらけです。お母さん譲りなところがあるってことですかね。
背中にひっついてパワー充電はよくありません? トトロにひっつくサツキとメイみたいで。そうでもないか。
未来では葉太どうやったのですかね。まさか花子の背中にひっついたりしないでしょう。背中から抱っこですかね。うーん、娘に。いけない絵面になりそう。父娘はむづかしいものです。
菜帆子登場です。自宅で療養中。病気はなんでしょうね。ガンとか? 手遅れで自宅療養にしてもらったのですね。ホスピスには行かなかった。
桜子のおかげで最後に菜帆子と時間を過ごせて、死に顔も生きているときより健康そうだった。葉太の心には後悔はなく、愛だけが残りました。
謎の桜子は消え失せてしまいました。
どーん、結以子登場です。男子生徒を虜にする魅力的なお姉さん。でも、世間知らずというか、気にも留めていない感じですかね。シラフで衆人環視の中、性生活のお誘い。
そんなですから、一年の間にはいろいろあったのでしょうね。最後の爆弾が爆発したといったところで、性生活のお誘いがありました。
いままでどうしていたのでしょうね。いえ、性生活ではなく、男性に言い寄られたりしてそうですけれど。言い寄られても理解していなかった可能性もありますかね。
それで、葉太はお店から逃げ出しました。飲み物を調達し、商店街なのですかね、もう閉店したお店の前に居場所を見つけ、それが手芸品店で、雰囲気の欠片もなく、ヘンな女性にみんなの前でヘンなことを言われちゃった自分。笑っちゃって、久しぶりだって気づいて、笑かせてくれたのは目の前の女性だと。
どこの時点で葉太は自分の気持ちに気づいたのでしょうね。この時より前にいいなって思ったけれど、自分をごまかしてこのままお疲れさまでしたでお別れしてしまうつもりだったのでしょう。
この時点、菜帆子が亡くなって1年半くらいですかね。けっこう早いかな。
久しぶりに笑わせてもらって、この人はこのまま別れちゃいかん人だと思ったのかもしれません。
ともかく告白のセリフを葉太が取ってしまいました。結以子はなんと言っていいかわからなくなると。
葉太は結婚し、娘ができ、その娘が成長して、桜子の年齢に近づきます。高校は早く決まりましたね。推薦かな。葉太はハイパーサイエンススクール(この名前調べなかったけれど、合ってるのですかね。スーパーかな。フィクションということで)に転勤していますから、公立高校でしょう。合格発表は卒業式の翌日とかではないですかね。きっと推薦。
卒業式で告白し成功しました。
告白はいいけれど濃厚接触はダメというお父さん。複雑な心境です。本当はデートもしてほしくないかも。
娘の恋愛相談を受けて18年くらいまえのことが思い出されました。あれ? 桜子が言っていたのって。あのときの桜子って。お父さんと呼んでいたし。ということで、謎は全部解けたっと相成りました。
タイムマシンが発明されている未来。パラレルワールドにも行けちゃいます。葉太が菜帆子に会いにゆかず後悔している世界、桜子の世界に行けるのです。(今思うと、後悔しているなら葉太がタイムマシンで菜帆子に会いに行けばよかったのでは? いやいや、そんなことでは気が晴れないのですね。すでに経験してしまったことですから)
過去にタイムトラベルしてその時代の高校に入学する手続きをしてもらえちゃうのですからね、チートです。そんなことをするくらいですから、記録をチェックすることもできて、パラレルワールドからきた桜子が入学してますねと旅行代理店の人が教えてくれます。旅行代理店なんだ。
桜子を演じた花子と後悔している葉太に会うためパラレルワールドに行くことになりました。
タイムマシンでもありますから、パラレルワールドで数日過ごしても、こちらの世界の1時間後とかに帰ってこられます。花子のデートが気になりますから、葉太は門限の7時までに帰宅することでしょう。
どうなったのでしょうね。花子は門限までに帰ってきたのかどうか。