カクヨムで「黒猫問題は未解決」の連載をはじめたのでした

 うっかり忘れていました。新しく小説の連載をはじめたのに、宣伝するのを。

 「黒猫問題は未解決」は3年くらい前でしたかね、書きまして賞に応募してなんの連絡ももらっていないから落ちたのでしょう。確認するまでもない。

 文字数は9万文字くらいです。長編というにはすこし短め。長い中編といったところですかね。内容的にも充実の長編という感じではありません。

 

 書いていた頃の記録はカテゴリーにまとまっています。こちら。

 黒猫問題は未解決 カテゴリーの記事一覧

 

 カクヨムのページはこちら。

 黒猫問題は未解決(九乃カナ) - カクヨム

 

 第1話は21PV。いつもより順調な滑り出し? ハートをつけてくれた人を見ると、すまぬ、最近読みに行けていませんと懺悔したくなる方々もちらほら。

 カクヨムコンが落ち着いてきましたからね、また精力的に? 読みに行かなくては。

 

 そんなわけで、4ヶ月くらいですかね、ちまちま投稿してゆきます。よろしくどうぞ。

エンドカード、完成せず

 カクヨムコン、折り返しましたな。わたくしが応援している参加作、2作ほど完結しましたよ。

 坂井令和(れいな)さんの「コンチミステリ」は、表紙イラストを作ってもいます。

 坂井令和(れいな)さんのブログはこちら。

 坂井令和、ショートストーリーを書かない(書かなかった)

 カクヨムの「コンチミステリ」はこちら。

 コンチミステリ 『コンチ館の殺人』(坂井令和(れいな)) - カクヨム

エンドカードに挑戦

 アニメなんかで番組の終わりにエンドカードが出たりします。うん、小説であってもいいんでは? ということで、「コンチミステリ」のエンドカードを考えはじめました。

 すぐに麗奈、希実ちゃん、近藤さん、課長のそれぞれの姿勢が決まって、下書きしました。鉛筆で描いては消し、消しては描き、A4のプリンタ用紙に下書きは完成しました。

 12月21日からPCで作業をはじめたみたい。麗奈の顔から手をつけましたよ。

コンビニでスキャン

 下書きはコンビニの高性能コピー機でスキャンしました。スキャナなんてめったに使わないし、場所取るし、コンビニで十分ですな。30円だったかな、1枚。

希実ちゃんはギャル

 希実ちゃんはギャルで、髪がロング。ということで、髪の色、オレンジ? にしました。

 スタイルは巨乳ってことで、巨乳ならノースリーブのニットかなって。はじめは紫にしていたのですけれど、髪がオレンジだからやめました。ピンクにしましたよ。

 あと、デブに見えるからお腹をだしました。もとはスカートまでの丈がありました。ギャル感も増したかな。

 髪の色は「ご注文はうさぎですか」のココアちゃんからとりました。そのままではないけれど、赤みが増しているかな。

 スカートは大きめの花柄のつもりだけれど、なぜかトリが大きくフィーチャーされてしまいました。腰のあたりね。

麗奈はリクルートスーツ

 リクルートスーツで、夏だからブラウス姿にしました。ピンクの下着が重要ですから、うっすら透けさせましたよ。憎いね、芸がこまかい。

完成せず!

 もう小説が完結して何日か経っています。なのにイラストは、近藤さんは髪がなく禿げていて、課長は頭がありません。塗りもべたっと塗っただけ。

 麗奈と希実ちゃんはすこし影をつけてありますけれど、まだまだです。手はミトンつけたみたいになっていますしね。やれやれです。

 完成まで待っていたら年が明けてしまいます。え? もう一年? てなわけで、まあまあ見せられるようになった希実ちゃんと麗奈のツーショット、予定の一部だけをフライングでお見せしておきます。

 完成をあきらめたわけではないのですけれど、希実ちゃんがかわいくならないもので、嫌気がさしてきました。

 

 そんなわけで、進捗はこんな感じ。

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坂井令和(れいな)「コンチミステリ」未完成イラスト、一部切り抜き

 どっちがどっちかはパッと見でわかりますよね。おっぱい光っています。背景は完結してメデタイ感じをだしているつもり。

Inkscape にお世話になっています

 イラストはベクターデータで作っています。手書きの線を描かずに、マウスで点を打ち、曲線を曲げ調整して、中を塗る色をしていし、っていう作業。

 Inkscape というフリーソフトを使っています。

 イラストやりたいわけではないからイラストレーターとか、クリップスタジオとか手がでません。ペンタブも手が出ません。線を描くには熟練が必要ですし。

 ということで、おすすめですよ。

カクヨムまとめ2020(12月分)

 月が替わりまして1月になりましたから、カクヨムでの活動12月分をまとめます。

小説はくず籠4000文字だけ

 くず籠に「九乃カナも浮いちゃった」という短編を放り込みました。お布団の中でほとんど考えて全体が見えていましたから、ささっと書きましたよ。

 地球の表面で重力がほぼなくなって「空遠く」みたいになっちゃう現象を、適当な理屈をつけて説明するだけの小説でした。ダークマターとか出てくるから、物理についての啓蒙にもなっています。高尚な小説。暗黒物質というと、ちょっと中二病っぽいから、中二好きの人にもすこしアピールするかも。

9ちゃんねる

 週に1回の投稿になりましたから、4話だけ。下書きの文字数は115000文字なのに、まだ4万文字ちょっとしか投稿していません。第4クール分は書けています。いや、完成していないものが多いから、毎回けっこう書き足していますけれど。

 ユーチューブにも引き続き動画にして投稿しています。

 次は画面をかえたいのですけれど、画面用のイラストを描く余裕がなくて。手をつけていません。

朗読

ユーチューブ、9ちゃんねるの視聴者が減ってしまったみたい。テコ入れということで、短い小説の朗読を動画に仕立ててユーチューブに投稿しようと思っています。音声は準備できたのですけれど、画面や効果音が進まず。これまた余裕がなくて、手をつけていませんん。

デザイン・イラスト

 12月は勝手に作ったシリーズで無月弟さんと無月兄さんのツイッターアイコン用イラストを作りました。お使いいただいてますよ。

 いまは別のイラストを進めているのですけれど、やめておけばよかったというくらいタイヘン。イラストやりたいわけではないのに、他人のために大きなイラストを制作中。完成したらお披露目するから、ほめてねー。

1月の予定

 イラストを完成させます。

 あと、実は年末あたりから風邪で、のどからはじまり、体がだるくなり、肩こり頭痛というコースをたどりまして、まだ違和感があるけれど回復してきたところでございます。風邪を治します。勝手に治るし、もう明日には治っていそうだけれど。

 あとは、吸血鬼の話を完成させねばなりますまい。マスケッターさんにアイデアを提供してもらって、まだ書いていません。いえ、自分で考えてあった部分はさらっと書きましたけれど。つづきですな。

 カクヨムとは関係ないけれど、久しぶりにPCをポチポチいぢりまして、Wordpress なるものをはじめました。ブログサイト作れるやつですな。雑誌風にしたいなと思っていて、カスタマイズをお勉強しないといけない。思いのほか、そのままでは使い物にならない。テーマを利用すればよいのですけれど、自分のやりたいことにあったテーマがなさそうなのです。作って売ったらよいかもしれませんな。

 あと、ひとつ思いついたことがあるのですけれど、ひとさまを巻き込まないといけないから、とりあえず話をもっていくための準備からはじめます。

 やりたいこと、やらなくちゃいかんことは山ほどありますな。1月はちゃんとひと月分頑張ってくれるとよいのですけれど、1ヶ月が半分くらいの長さしかなくて困ります。

バナーって、使い道

 坂井令和(れいな)さんの「コンチミステリ」用バナーを作ったのでした。

 今どきバナーって使い道ありません。あれは練習のために作った意味合いが強いから、使い道はなくてよいのですけれど。

 こんな風に使うことを想定したものですよってのを示しておきますか。

 

 坂井令和(れいな)さんのカクヨムコン6参加作「コンチミステリ」、絶賛連載中です。こちらのバナーからアクセスしてください。

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カクヨムの坂井令和(れいな)「コンチミステリ」へ飛びます。

 

 どうでしょう、うまくいっているかな。「コンチミステリ」読んでねー。

ひとさまのアイコンを勝手に作る(無月兄さん)

 前回、無月弟さんのツイッターアイコンを作りましたからね、無月兄さんのも作らないわけにはいかない。

 でも、困ってしまいました。過去のツイートをストーキングしても、好みがわかりません。野球のホークスのファンだとはわかりましたけれど、参考にならん。

「妖しいクラスメイト」があるじゃない

 思いついたのは、「妖しいクラスメイト」の朝霧くん。翼が生えて鳥っぽくなるのですよね。

 ちょいと鉛筆でいたづら描きをしてみましたけれど、鳥をすみっこ風にするのはキビシイ。で、すぐに朝霧くん自体を描くことに変更しました。ちびキャラで。

ちびキャラを勉強

 検索してちびキャラの描き方を学びます。ふむふむ。

 はじめは翼があるから飛んでいるところってことで、横向き、斜め向きのラフを描きました。イマイチ。

兄弟味

 無月兄さんは、無月弟さんと兄弟。ペンネームもツイッターアイコンも兄弟味があります。ってことで、机にすわった朝霧くんが「兄」という文字を机に立てているデザインで進めることにしました。イメージの絵も描きましたよ。

やめておけばよかったかも

 めちゃくちゃ大変。すみっこ風なんてちょいちょいとプロットしてきゅきゅっと曲線を調整して1時間くらいで形になったのですけれど。

 朝霧くん。目だけでも白目、黒目、黒目の影、黒目の明るいところ、ハイライトとメンドクセエ。

 作業は1週間かかりましたよ。

 途中、翼があるんだから飛んでいるように見えないとと方向転換。飛んでいる朝霧くんが「兄」の文字を抱えているデザインにしました。これは、小説の中で主人公の五木をお姫様抱っこしているシーンを思い起こさせるかなと思って。本では挿絵になっているシーン。

 本の表紙イラストと挿絵、無月兄さんがイラストレーターに渡したという鉛筆画を参考にしました。

 髪型は特に鉛筆画を参考にしました。髪色は小説内で白とありましたから、白くしましたよ。目の色はツイッターで無月兄さんに確認して黒に。

できました

 完成形はこんな感じ。背景は本の裏というのかな、カバーのイラストがない側の色をイメージしてみました。この色、あまり近くない?

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ちび朝霧くん

 ツイッターアイコンとして作ったけれど、ツイートにつくアイコンは小さくて。このデザインではキビシイ。

 アイコンに設定するときに拡大して、バストアップとか一部だけアイコンにするのがよいみたい。おいおい。

 とにかく、ご自由に使ってくださればよろしいかと。

ひとさまのアイコンを勝手に作る(無月弟さん)

 以前、ひとさまのロゴを勝手に作るシリーズをやっていましたけれど、今回はアイコン、ツイッターで使える感じのを作ってみました。

 お相手は無月弟さん。カクヨムでお世話になっています。

 

 なんで無月弟さんかっていうと、キツネの画像のツイートをリツイートしていてキツネ好きらしいとわかったから。

 それと、すみっコぐらしも好きみたい。あれ? それはお兄さんの方? いや、きっとおふたりとも好きだろう。

 現在のツイッターアイコンはぴーにゃっつ。あれ? ねこ? いやいや、きつねも大好きなはず。

 

 そんなわけで作ってみたのがこちら。

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すみっコぐらし風きつねのつもりツイッターアイコン

 

 えーと、1時間ちょっとで作りました。そんなクオリティですよね、線に歪みが。アイコンにしたら目立たないかな。

 

 すみっコぐらし風すぎる? パクリ? たぶんキツネはキャラにいなかったから、セーフだと勝手に思っています。

 すみっコぐらしのキャラの中にいれたら、色合いとか線の感じとか違いそうですけれど、パッと見はすみっコぐらし、よーくみたら、キツネ? とわかるかな。

 キャラのサイズ大きすぎたかな。自分でためしてみたら大丈夫そう。

 

 これで完成で!

 

 と思ったけれど、しっぽつけるの忘れてました! つけた。

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忘れていたしっぽ、つけました。

しっぽついたほうがよい気がしますけれど。お好みで、日替わりでもよいし。

無月兄「妖しいクラスメイト」を読みましたから、おすすめします。朝読小説賞受賞作。

カクヨム仲間なんですー

 カクヨム仲間の無月兄さん、お知り合いになる前にカクヨムコン朝読小説賞を受賞していました。

 「妖しいクラスメイト」。

 カクヨムで一足先に読みましたよ。さらに、書籍化されることに。

 リーダビリティ高い。丁寧に書かれた文章で、キャラの感じたこと、考えなんかも絶妙に描写されています。バッチリ感情移入して読み進められますよ。

アマゾンさんから届きました

 書籍化ということで、アマゾンで予約して購入しましたよ。

 無月兄「妖しいクラスメイト ~誰にも言えない二人の秘密~」(カドカワ)。

 理由はわかりませんけれど、発売日から2日だったかな、遅れて届きました。

 カドカワ読書タイムというレーベルです。書店で扱っていないなんてツイートがありましたけれど、わたくし書店に行っていませんから、売っているかどうか知りません。ジュニア向けコーナーがどーんとあるお店だから置いてあるんじゃないかな。

 

 届いた本、ジュニア向けだから新書版かと思っていたのですけれどね、ソフトカバーの単行本でした。立派。

 表紙は爽やか。「妖しい」といっても、おどろおどろしいわけではないから、小説の雰囲気に合っています。

 豆知識。カバーをとっても、同じきれいなカラーのイラストが印刷されています。豪華仕様。

 帯に朝読小説賞受賞という文字が輝いていました。朝読の本を探している人にはアピールしますね、きっと。

 本文文字はゴシックで、ハッキリクッキリ。視力の弱い人にも読みやすそう。バリアフリーですな。ジュニアだからといって視力がまだ大人より発達していないってことはありませんよね、きっと視力の弱いジュニアの人にもってことでしょう。

あらすじあらすじ

 小説のあらすじ。カクヨム版と基本はかわりません。

 妖が見える女の子、五木。妖のせいでいつもひどい目に遭っています。自分にしか見えない妖のこと、誰かに話すこともできません。子供の頃話をしたら嘘つき呼ばわりされてしまいました。

 五木の秘密は妖が見えること。

 もうひとりの朝霧君は人を寄せ付けないオーラを放つクラスメイト。オーラは放っていないかもしれません、人と関わらないようにしています。五木も朝霧君のことをよく知りません。

 五木が例によって? 妖にからまれていると、朝霧君が通りかかり、妖の隙をついて五木が撃退します。妖しいクラスメイトですな。

 朝霧君も秘密を持っています。

 

 ちなみに、最初に五木がからまれる妖。カクヨム版とかわっています。大人の事情なのですかね、一反木綿に似ていたからか。

でも実はこの小説、風という要素が重要だったりします。一反木綿風のカクヨム版の方が息の長い伏線になっていると思います。わたくしの趣味はこちら。

 書籍版に出てくる妖は、秘密という要素を強調したものになっています。秘密は割と早めに出てくる要素ですから、伏線としては効果が薄い。

 サブタイトルがついて、秘密を強調する意味が強まったせいとも考えられますな。早めに秘密要素を出してゆこうという戦略。それはそれで成功しているでしょう。好みの問題ですな。

 わたくし、ケチをつけないと死んでしまう病にかかっているもので、おすすめするつもりで書きながらケチをつけてしまいました。

おすすめポイント

 人には言えない、人とは違う。悩んでしまうことは思春期によくあることです。

 アイデンティティと社会に仲間入りするということについて考えさせられる小説となっています。思春期のジュニアたちにピッタリ。おすすめ。

 朝霧君は人間社会で暮らしていけないくらいの秘密を抱えているのでした。それで人と関わらないようにしていて、話しかけるなオーラとなっていたわけです。

 実際、クライマックスで朝霧君はひとり、人間の世界を離れようとします。追いかけてゆく五木、連れ戻したいと思っています。

 ラスト、朝霧君と対峙した五木はなにを語るのか、ふたりの出した結論は。本作を読んでのお楽しみということで。うまいっ。

 

 わたくしの読み方がこうだったというだけで、人それぞれの読み方や感想があるはずです。こんな風に読む人がいる小説ってどんなかなと思ったら、お手に取ってください。

小説を書く人にとってのポイントは、ここ

 クライマックス、人を説得して考えを変えさせるというシーンを書くことってありますよね。

 注意したいのは、会話だけでキャラの考えがかわったら、読者にとってはアッサリな印象、本当にそう思ってたのかよとまで思わせてしまうかも。ウソくせえとなりそう。

 動きがなくてつまらないとも思われてしまうことでしょう。

 

 どうしたらいいの。はい、なにかイベントが必要です。宇宙人が攻めてくるとか。それはない。

 昔なら、女の子がビシッとビンタを食らわすと男ははっと目が覚めて改心しました。あ、わたくし「空遠く」でやってた。昔人間ですな。

 いまはそんなの通用しません。印象も悪い。茜はもともと印象いいキャラじゃないからセーフ。

 「妖しいクラスメイト」はビンタなんてしません。うまくやっています。きちんと気持ちの動きを書いて準備もして。ビシッと行動とともに説得です。ご都合主義は感じさせません。勉強になりますな。

 

シリーズもあるよ

 「妖しいクラスメイト」、サブタイトルがついてシリーズ化しやすそう。書籍化の予定はないようですけれど、カクヨムで「妖しいアイツが見えなくなるまで」が公開されています。完結済み。

 わたくしはちびちび読んでいる途中「5分で読書」で中断、いまもカクヨムコンで中断、まだ半分も読んでいません。

 朝霧くんのお母さんが登場の、「妖しいクラスメイト」前日譚となっています。まだ半分行っていないのに盛り上がっています。ここで盛り上がって大丈夫なの? 書くことそんなにあるの? と心配になってしまいます。もう完結しているのですけれどね。

 

 無月兄さん、カクヨムコンに今年も参加しています。「モテ男でインキュバスな彼は、魅了の力をなくしたい」です。文章の雰囲気はそのまま、中世ヨーロッパ風の世界で現代劇といった雰囲気の出だしです。まだはじまったばかり。コメディな雰囲気が楽しい小説になりそうですよ。