カクヨムに「お母さん魔女を探してオッサンと旅する剣士の私」を投稿しました

 わたくしの人生いつでも切羽詰まっていますけれど、いつも以上なうえに小説を書いてしまいました。よりによって体調が悪いのに重ねて小説に取り組むなんて、アホですね。

5分間読書

 カクヨムの企画ですな、5分間読書。児童向けの本の売れ行きが良いようで、朝読み用の本をバンバン出してゆこうということです。需要があったらそれはチャンスですからね、獲りにゆくわけです。

 わたくしはこういう企画に載せられてたまるか、天邪鬼精神で参加するつもりはなかったのですけれどね。ネタが思いついて書いてしまいましたから、仕方ない参加してやるか、そんなに頼まれちゃあ仕方ねえというわけです。誰も頼んでないって。

最初の思いつき

 わたくしたいてい、おふとぅんの中でネタを思いつきます。たいていの時間をおふとぅんで過ごしているわけではありません。ちゃんと起きています。

 今回は、お城の大広間で魔女二人と対峙しているところが思いつきました。魔法攻撃を受けようとしていて、術者を斬るけれどダミーだったり、斬ったはずなのに魔法が消滅しなかったり。

 これはどんでん返しに使えそうだってんでその方向で考えはじめます。

 オッサンを拾っていて、お城から逃げて、お母さんがあらわれて、お母さんじゃないって言われて、オッサンがお母さんだってなって、でもオッサンだからお父さんだってなる。するすると出てきます。これは楽勝。アホなネタはどうにでもなりますな。

 わたくしがアホだからではありませんよ。アホにアホは考えられません。普通に考えただけとも言えますけれど。

 ラストの小ネタはどこで思いついたのだったか。書きながらか、おふとぅんで考えているときにもうあったのか。忘れました。

気にしちゃいけないこと

 なんでお母さんは主人公の私を殺そうとしたのでしょうね。ただ娘が探しにきただけだから、極秘任務を受けたから姿を消したのだと説明して帰してしまえば済む気もします。

 オッサンはいつごろオッサンになったのでしょう。娘を産んで、ミスティーに預けてオッサンなのか、娘を産んで、オッサンになってからミスティーに預けたのか。オッサンになって姿を消したのか、姿を消してからオッサンなのか。

 ミスティーがオッサンの正体を見破っているから、姿を消す前にオッサンでしょうね。ふたりで育てられたらよかったと言っているということは、夫婦に見えたということでしょう。一時はミスティーと一緒に育てていたのかもしれませんな。その間にオッサンになり、娘が小さいうちに姿を消したと。

 こんなことを考えていては小説を楽しめません。こまかいことだから、気にしないことにしましょう。

ラストの可能性

 ラスト、カンゾーを血祭りにあげるまえに隣の惑星を消し去ってしまいました。ついでだから、カンゾーが視察に訪れていたことにして殺してしまってもよかったのですけれど、それだと完全に終わりって印象ですから、カンゾーは殺さず、余韻を残しました。余韻、あるかな。

 前日まで視察で訪れていたなんてすると、やりすぎ、くさいかなと思ってやめておきましたよ。

 できるだけいっぱいどんでん返しをぶっこんでやろうという小説でした。どんでんはかえっているかな?

カクヨムまとめ2020(9月分)

 秋の日はつるべ落とし、9月もつるべ落とし。いつのまに9月は過ぎ去ったのでしょう。光陰矢の如しではぜんぜん足りません。光陰光の如しで光速で過ぎ去った感があります。

 

 月がかわってもう3日。日が経つのが早いということがあらわれています。たぶん加速していますね。メタな世界では1日経っていないのに、この世界ではもう3日経っているわけです。

 ともかく9月分をまとめておきましょう。

めずらしく、有言実行

 小説を書いている場合ではない、書きたくないと言いながらずるずると短編を書いてはカクヨムに投稿していましたけれど、9月はひとつも投稿していません。

 「女はパンツにワイセツブツを隠してる」というアホ短編を書きかけましたけれど、だんだん長くなりそうという気がしてきて放り出しました。危うくアホ未来SFを書くところでした。

 「親知らずの心、コロシらず」という甘党探偵の話も、実はちょっと書きかけて、こちらは事件をまともなやつ考えないとってなって、放り出しました。まともな事件を考えたらそれはそれで長くなりそう。

 そんなことがありながらも、小説を書かずに済ませられてよかった。

9ちゃんねるはダメですね

 9ちゃんねるは書いてしまってます。書くというかしゃべるというか、小説とはちがいます。

 現在20話までネタが出してあって、下書きを含めた文字数は11万文字くらい。今朝またひとつ思いついて少し書きました。なにやっているのだか。

 ネタのいくつかは中身ができていません。現状で第4クール分に突入しているのにまだこれから書く内容があるという。奥様、たいへん。

10月は、同じく書きません

 10月は「空遠く」の連載をつづけます。ラストまでカクヨムにコピペしました。11万文字。投稿済みは8万文字だから、まだまだ続きます。11月に完結するはず。

 どうしましょう。12月はカクヨムコン開始です。手持ちの小説はカクヨムコン向けではないから参加するのもどうかと思います。となると、小説の投稿はお休みして読みに徹するか。

 

 「空遠く」の表紙イラストをすこーしづつ準備中です。小説の完結までに完成するといいなくらいの意気込み。

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表紙一部、茜の顔の部分だけやや完成

 茜の顔だけできていて、体に制服、美月にピアノに音楽室。やっぱり完結までに完成しないかも。

9ちゃんねるセットリスト(第3クール)

 しゃべりすぎてもう第3クール終わってしまいました。お付き合いくださりありがとうございました。第4クールもお願いしますね。

 

 第2クールのセットリストはこちら。

 9ちゃんねるセットリスト(第2クール)

 

9ちゃんねるセットリスト(第3クール)

第1話 生きた、読んだ、レビュった(インスト特集)

第2話 ぶどう足りてますか(バラード特集)

第3話 チン○で天ぷらを揚げる(グランジオルタナ特集)

 第4話 好き、好き、大好き、なんて言うわけないでしょ! バッカじゃない!

(映画音楽特集クラシック寄り)

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第5話 ギラ、ギラ、太陽が見つめてる(ウッドストック 69特集)

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 第6話 そこは漢字って感じ? いいカンジ ♪(クラシック・ロック特集)

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 第7話 九乃カナのための文学史交響曲特集)

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第8話 プログレも特集しちゃいますか 

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 第9話 シャカイとカイシャってちがうの?(ガールズ・ポップ特集)

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第10話 【速報】エディ・ヴァン・ヘイレン没す

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第11話  おら、こんな村いやだあ!(クリスマス特集)

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第12話 九乃カナの維っ新ぃーん!(やつらはどこいった特集)

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 第13話 焼きそばパンの逆襲(器楽曲特集)

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 第14話 ダイエットの秘密(ファンク・ソウル特集)

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第15話 サイケなマス(ヘンメタ、ご当地メタル特集)

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 第16話 未来の9ちゃんねるの姿

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  ちょっといいかなって曲があったら繰り返し聴いてくださいね。もっとよくなります。

カクヨムまとめ2020(8月分)

 梅雨明けが遅くて、8月にめり込んでいたわけですけれど。梅雨が明けたらやっぱり暑い日がつづいて、クーラー地獄との暑寒ダブルアタックをくらう日々でしたね。

 コロナに関していえば、国も東京もなにもせず、感染は拡大し、かといって国民の怒りは爆発せず、安倍首相はポンポン痛いと言って辞めることに。辞めないよりはマシですけれど、ひとつも責任をとらずに逃げ切ったなあという感想です。

 そして、わたくしの母は感染者と同じ職場にいたということでPCR検査を受ける事態に。ほえー、コロナが這い寄ってきたーと思いました。検査は陰性でしたけれど、それでも前後あわせて1週間以上休むことになったそうです。大変ですな、コロナ。

 わたくしは、それでも元気です。ちょっと肩こりなくらいで。

タイトルに反して異世界もの

 8月の活動ですけれど。中旬に「異世界転生は扱っていない葬儀社」を全5話、16,985文字投稿しました。タイトルで扱っていないと言いながら小説の中では異世界転生やっちゃってるという、詐欺的な小説です。

 タイトルと男子高校生が葬儀社に異世界転生させろと言ってくる、しつこくて困っちゃうというネタだけから出発しました。書くことにしたら、割とするっとプロットができまして、めでたしめでたし。

 異世界転生ものということでなのか、わたくしの小説にしてはPV多めとなっています。30人以上のひとが通して読んでくださいました。いつもはその半分くらい。★は31個でした。

月はじめのくず籠

 順番が逆になりましたけれど、8月のはじめはくず籠小説を投稿したのでした。「三十分のイライラ」1,986文字。短い小説。

 待ち合わせに遅れた男子を罵る女の子。シャーロック・ホームズ得意の服装やなにか小さなヒントから相手の行動を推理するというのを、ツンデレ風でデコレーションしてみました。

 ひとネタだけで終わってしまってイマイチな仕上がりでしたね。もうひとネタひねりだせればぐっと引き締まったんではと思います。

遅ればせながらの、空に走る

 自主企画で「空に走る」という指定タイトルの小説を書きました。プロットも指定のやつです。自主企画は5回くらい開催されているのかな、わたくしの参加は3回目でしたかね。

 13,090文字と、ほかの参加者の方から比べたら長い小説になりました。一時は15000文字くらいになるかと思いましたけれど、エアレースの模様を書かずに済ますという戦法で文字数も省エネできました。

 8月いっぱいの開催期間で29日に投稿ですから、けっこうギリギリでした。イマイチ盛り上がらない小説だなって思って、手元に置いてしばらく呻吟してみたのですけれど、よいアイデアは出てこなかった。

 長めの小説を一気に投稿した割にみなさんすぐに読んでくださいました。2日で15人以上のひとが通して読んでくださいましたよ。PV的にはいつも通りな感じですね。

 ★は22個でした。

9ちゃんねる、投稿しすぎの件

 8月は1日から9ちゃんねる投稿しています。第12話から第19話まで35,297文字も投稿してしまいました。お付き合いくださった方、お疲れさまでした。

 有益なお話はありません。このところはわたくし語りばかり。そんな芸風ですかね、9ちゃんねる。

 現在95,207文字。6月から3ヶ月で。月に3万文字もしゃべっていたらそうなりますな。すでに第3クールのブックを作っていてネタもいくつかできていたりします。まだまだハイペースで進んでゆきそうな気がします。

 曲紹介がありますからね、BGMのネタとして利用してくださればよろしいかなと思って、遠慮なく投稿してしまいます。

気長に「空遠く」

 「空遠く」の投稿は週2回でつづいています。第13話から第21話を投稿しました。大きな事件として、マジョルカ・アカネが空に飛んで行っちゃったというのが起きました。

 3個ある大きな事件のふたつ目かな。ひとつ目は校舎の裏で女子たちに囲まれた茜が屋上に飛びあがるやつ。みっつ目はラストにつながる事件です。お楽しみに。たぶん盛り上がります。それに、笑えるはず。

データ

67,358文字

★53個

9月の予定

 ひとつくず籠小説を準備中です。「空遠く」を週2回投稿、9ちゃんねるもだいたい「空遠く」の翌日で週2回投稿していますな。

 あとはできるだけ書かない。毎月言っていますけれど。つい余計なものが思いついて書いてしまいます。ネタが思いついても最後まで書けずに終わることだってありますけれど。

 

 コロナに気をつけて、健康でお過ごしください。家にこもって小説書くのが一番の対策ですかね。カクヨムでお会いしましょう。あすた・るえご!

カクヨムに「空に走る」を投稿しました。

 自主企画「筆致は物語を超えるか」に参加しました。今回のタイトルは「空に走る」だそうで、タイトルと大まかなプロットが指定となっている自主企画です。

はじめの思いつき

 指定のタイトルとプロットから思いついたことを書きました。

 なんのパートナーだったかな。
空を走るような?
つうと飛行機か。エアレース。
飛ばねえ豚はただの豚だ。自分の恋人に言われるのかな。トップガンを知らないのか。
カネのためになんか働かなくていい、自分のために生きなさい。
で、恋人は去る。

詞は葵と対戦中に意識を失い墜落、死亡した。
葵は飛行機を降りた。
ふたりは元自衛隊員かな。中学の頃から親友。
戦闘機乗りだったのがエアレースに。

葵は休職中。精神病と診断されて。

お盆、誰かくるのかな。詞が夢に現れたとか言って。(これメッセージ)
詞の恋人とか。葵の恋人とは親友とか。
恋人の夢の中でまで葵のことばかり、あったまきちゃう。

なにか超常現象で詞にも直接メッセージが届く。

ふたたび飛ぶことを選んだ葵、不安だったけれど
雨が降り出してレースは一時中断、雨が上がるのを待つことに。
雨が上がって、レースが再開される。
詞が葵に落ち着けと雨を降らせたみたいね。恋人が言う。
そんなわけねえだろ、そんな気の利いた奴じゃないさ。
そうそう。雅樂が笑っている。

  キャラの葵と詞は指定です。それぞれに恋人をつけました。

希久乃:葵の恋人
雅樂(うた):詞の恋人

  名前の付け方。葵は植物ですよね、だから植物から取ろうと思って。お盆だから? なんとなく菊かなって思って、すこしいぢったのが希久乃です。

 詞はうただから、歌みたいな名前かなって考えたら、長井雅樂がいた。読めないよなあと思って、小説の中で名前についてちょいと触れました。ナイスでしょ?

ちょっとした工夫 

 小説にするのに、指定のものだけでは足りません。で、工夫が必要なのですけれど。はじめはこれ。

雨に意味をもたせる。
詞は雨上がりのレースが得意だったし、好きだった。
普通は風が巻くから嫌われる。
詞は思い通りに行かない方が面白い、レースを楽しめる男だった。
けれど最後のレース、雨上がりに飛んで堕ちた。
一緒に飛んでいた葵は見た。コックピットで意識を失った詞を。
虹に向かって堕ちてゆく詞の機を。
葵にとって雨は危険な存在となった。 

 詞が雨上がりのレースに強いってことにして意味づけしました。 

 

 もうひとつ、これは書きはじめてから思いついたのだったかな。詞が死んだこと、葵のせいと思えるような状況だったこと、葵との対戦中に死んだこと、機体に故障はなかったこと、飛行機が落ちる前に意識がなかったこと。

 この流れで読者に情報を開示、なんで詞が死んだのかという真相を謎にして最後に明かすことにしました。

 気にしてくれた人がいたかわかりませんけれど。

プロットもつくったよ

 書きはじめる前に、あらためてプロットを書いてみました。

1.
漠然と生きているだけの葵の前に恋人があらわれる。
クスリを飲んで精神を安定させているとか。
なにをしているところに恋人があらわれるかな。出かけようとしてやめるところにした。
普段葵はなにしてるんだろ。空ばかり見ているのかな。むしろ地面ばかり?
部屋にこもっている。歩くときは下を見ている。
恋人はなにをしている人だろ。まだ決まらない。
いくらか会話して去る。

2.
詞の恋人だった雅樂がやってくる。
反応の薄い葵。
お盆だからかな、詞が夢に出てきた。
葵の心配ばかり、ひどい夢だった。あったまきちゃう。(メッセージ)
雅樂はフライトチームのオーナーとか。超金持ち。
雅樂が飛行機に乗る。
その気があればうちのチームにきなさいとかいうのかな。

3.
なにか超常現象で直接メッセージが届く。(メッセージ)
パソコンのディスプレイに文字があらわれるとか。
この場にいてなにかを操作しているような方法で。

4.
回想。

5.
雅樂のチームのバックヤードへゆく。
歓迎されるけれど、まだどうしていいか迷ってるとか言う。
とにかく飛びなさい。上で詞と話してくればいいよ。
飛び始めると、目の前を光が飛んでゆく。追いかけて飛ぶ。
なにか回想をいれるかな。
よい成績をおさめるとか。それでまた飛ぶようになるのかな。

グランプリで優勝する。
スピーチ。
結婚しよう。

 疑問のあとに答えているのは、プロット書いたときは疑問のままで、書きはじめてから答えを決めたせいです。

 パート5の終わり3行はあとから追加しました。きれいにまとめすぎかなって思って。後半が決まっていないことだらけ、あやふやです。そんなものですよね、プロットなんて。

 で、書きはじめます。 

ダメだ、思いつかない

 問題はパート3で葵にメッセージを届ける方法です。思いつきません。

 で、雅樂の夢に出てきたと変わり映えしないけれども、飛行機に乗っているときに三途の川的な、あの世でもないこの世でもないみたいなところで飛行機対決するってことにしてしまいました。

 パート4の回想で詞が飛行中に意識を失っていそうな描写をいれておきました。でも意味は明らかにしていませんから、なんとなく読んじゃった人が多いかと推察いたします。だってラストで、じつはあのとき死んじゃってましたーと明かしたいのですからね。

ラストでひとひねり

 で、普通なら葵はエアレースに復帰してめでたしでしたとなるところですけれど。やめちゃいます、エアレース。だって、飛行機怖いんだもん。

 天邪鬼ですな。ペンションをはじめた葵のところに戦闘機で希久乃と雅樂を登場させました。ハリアーII という垂直離着陸できる戦闘機です。そういうのあったなあと思って軽く調べました。

 そうそう、エアレースのことも、ほとんどなにもしらずに書きはじめて、あとからしらべました。海の上にスラロームのコーンみたいの置いてコースをつくって飛ばすのですね。落ちたら下は海です。

 こんなサイトを見つけました。わたくしにぴったり。

 飛行機はプロペラ機で、エンジンも機体も共通らしい。レギュレーションは変遷があるみたいですけれど。いまはエアレースあるのかな、レッドブルのがあったけれど、去年で終わったのだったか。調べたけれど忘れました。

 戦闘機、降りるのにどうすんじゃいと思ったけれど、基地でもないのにタラップなんてあるわけないから、ハシゴがヘリポ―トの隅に置いてあることにしました。3メートルくらいですか。折り畳みのやつですかね。

 戦闘機と言ったらトップガンのイメージがありましたから、てっきり二人乗りばかりだろうと思っていたら、そうでもないみたい。ハリアーII コックピット 座席とかで画像検索したら都合よく出てきました、二人乗りのハリアーII。両方あるみたいですな。

 

 エアレースとか飛行機とか詳しければ専門用語をいれてハッタリかませるのですけれどね。なにも知りませんから、そのあたりできるだけ書かずにすませましたよ。

 うどんの話とかいれて庶民派な九乃カナでした。

見直しが命

 ひと通り書いて、薄いところを書き足したりしてみたのですけれど、いまいちパッとしないのですよね。こまったことです。オチですかね。オチがオチていない。とはいえなにも思いつきませんから、あきらめて投稿しましたとさ。

 面白いと思ってくださる人がいるとよいのですけれど。部分部分は面白さがあるかもしれません。

カクヨムで「異世界転生は扱っていない葬儀社」を全5話連載しました

 「異世界転生は扱っていない葬儀社」の連載が完結しましたから、記事にします。

すべてのはじまり

 こちら、タイトルが思いついたとブログに書いたのが始まりでした。どういう小説になりそうかはわかったのですけれど、ストーリーのアイデアはなく、自分では小説にするつもりもなかったのです。

 ブログ記事は、カクヨムまとめ(6月、7月分)です。

 

 はじめのアイデアをメモしたものはこちら。ほぼブログに書いたままです。

葬儀社に勤めるお姉さんが主人公かな。
異世界転生希望の男の子がやってくる。高校生?
死んだら異世界転生させてもらえるんでしょ?
そんなわけないでしょ。死ぬことを推奨するようなマネ、葬儀社がやったら大問題になって潰れてしまう。
おっぱらわれてもあきらめない男の子。
なにするだろ。空回りしまくる。
なぜ異世界転生したいのか。

 あれ? なぜ異世界転生したいのか、書き忘れていますね。それどころか、考え忘れていました。なんだったんだろ。そこに引っかかる人いるかな。

 うーん、大事なところだけれど。ゲーム作りするからって異世界転生は先でいいと言い出すくらいだから、たいしたことない理由だったのかな。

 

 わたくしチョロいものですから、坂井令和さんに面白そうとコメントをもらって、そう? 面白そうかな、んじゃいっちょ書いてみますか、とその気になってしまったのでした。

 で、まあ大した苦労もなくプロットができましたよ。

プロットできたよ

 できたプロットはこんなでした。

1.
紹介。
異世界転生は扱わない葬儀社。
主人公天衣。
転生希望の男子高校生。
展生社長。

2.
疑い。
展生は本当に転生を斡旋している?
仕事中にPCゲーム。

3.
転生希望の撤回。
ゲーム制作サークルに参加。シナリオ班。ゲームができるまでは生きていたい。
あの子か? 歳がはなれすぎじゃないか。お父さんキモイ。
親友のウェディングプランナー。
死。
駅でホームから転落。突き飛ばされた。
展生を問いただす。転生させてあげて。

4.
天衣、はじめての転生の斡旋。
男子、転生なんて信じてなかった。天衣に会いたかっただけ。
嫌な奴は異世界でお断り。魂をすりつぶしてあたらしい魂の材料にする。
転生の仕事を明らかにしては。
グレーゾーンだと言われる。
お客様第一。 

 プロットができたら書いていけます。最初はホームページのくだりがなく、電話が鳴るところから始まっていました。 逆にお父さんに少年との仲を邪推されてキモイとなるシーンはいれなかった。忘れたとも言えるし、いれる場所がなかったとも言えますね。

 順調に第2セクションまで、カクヨムで言うと第2話まで書いたところで、エンディングが思いつきました。ホームページのやつ。このあとの「一足お先にエンディング」で取り上げます。

今回の狙い

 小説を書く能力を高めたいものですよね。なにかチャレンジがないと上達しないというものでしょう。

 今回の「葬儀社」では、各セクションで雰囲気を変える、小説の文章なり、書き方なりで。そんなことを目標としました。一本調子では飽きがきそう。

 こんな風にしたいと思いました。

1.普通の調子
2.思考をダラダラ書いて停滞
3.会話
4.出来事をいっぱいつめこんで加速
5.オチと読後感に向けてまとめていく

 どうでしょうね、最終的な出来はイマイチだったかなと自分では評価しています。

 プロットでは4個のセクションだったのがこの時点で5個になっています。4でいろいろ起きてラストまで行っちゃうのは慌ただしい気がして分けたのですね。文字数的にもわけないといけなかった。

 2では停滞のはずが、お風呂から出て移動してしまいました。途中で逆を行ってるやん。神様の伏線のためだから仕方ないかなということで。

一足お先にエンディング

 ラストのホームページを更新するシーン、これが思いつきました。そうなると、出だしにもFAQの話をいれるとバランスが良いということになり、第1話がホームページの話からはじまることになりました。うまいね、九乃カナ。

 それから、社長がゲームしていますけれど、異世界の様子をモニターしているとも解釈できるように書いたつもり。前回社長がゲームしてサボっていたのも、少年がやってきていて葬儀があった日の翌日ですからね。転生の仕事の翌日は異世界での様子を見るものなのかもしれません。

もうひとネタぶっこみ

 セクションの3を書いたあとでしたかね、もうひとネタ思いつきました。使い古されてはいますけれど、4に詰め込めということで。

追加設定:お母さんは異世界人に惚れて駆け落ち。弟が生まれた。それが少年。今は現実世界を見たいと異世界夫がいうから戻っていた。 

 少年と天衣が異父姉弟っていう設定を追加しました。

 これ、お風呂につかって考えごとをしているときに思いついたのですけれど、あがったら忘れていました。あやうく大きな魚になるところでしたよ。お母さん登場の手前で思い出してセーフでした。 

真ん中でブン投げ

 ハリウッド式脚本術的手法だと思うのですけれど、なにかで真ん中でブン投げろというテクニックがありまして。

 3の終わりで少年の死を読者に明かしました。よい効果かわるい効果だったかわかりませんけれど、反響はあって、手ごたえがぐぐっときましたよ。反響があればオッケー。

 

 少年が異世界転生はしばらくいいやと言ってきたところを伏線というか死亡フラグということにしていたのですけれど、気づく人はいなさそう。だもんで、自分で本文に書いてしまいました。

 わたくし伏線へたっぴなのですね。伏線がないか、気づかれないような伏線かになってしまい、けっか超展開になることが多い。

完成

 ひと通り書いてみるとセクション5が文字数多くなってしまいました。困ったことです。減らすか、わけるか、このままか。メンドクサイからこのままでいいかと相成りました。

 

 お父さんが本当に神様だったり、書斎が神殿にかわったりしても、天衣あまり驚いている風ではありません。すぐに納得してしまいます。わたくしのキャラ、ものわかりよすぎですかね。ものごとを深刻に捉えません。わたくしのキャラらしいとも言えますか。

 

 天衣は高卒で葬儀社に入社した割に、ホームページを自分でいぢっています。そんなスキルが。

 裏設定とか特に考えていません。会社で誰かに教わったのかな。それか習い事でパソコン教室にでも通ったか。

 ちなみに、更新するのに Ctr + S を使っています。ウィンドウズですな。vi や emacs ではない。伊勢貝典礼のホームページはウィンドウズ・サーバーで動いているみたい。どうでもよいですね、失礼しました。

 

 見直しをして、全5話、17000文字くらいの短編「異世界転生は扱っていない葬儀社」が完成しましたよ。読んでねー。ブログ読んでいる人は、もう小説読んでいますよね、きっと。

カクヨムまとめ2020(6月、7月分)

 はい、月がかわりましたからカクヨムでの活動をまとめておきましょう。

 先月、6月分のまとめは忘れてしまったみたい。記事が見つからないぞーと、アチコチ探し回ってしまいました。

 

 5月分のまとめはこちら。

 カクヨムまとめ2020(5月分)

6月、なにしてた?

 「トッケン女子、きな子」。これありましたね。あぶないあぶない。なにもしていなくて、時間をワープしてしまったかと思いましたよ。

 「9ちゃんねる」、第2クールに突入して第1話から第6話までかな、6月は。

 下書きにすると公開日がわからなくなりますね。第1クールのことはもうわかりません。最終更新日だけわかります。

 「くず籠はいつでもあふれてる」も第2クールに突入していますけれど、6月はまだ第1クール、「あの悪魔、なんもわかってねえ」と「ハッピー・バースデーケーキ」を投稿しましたね。

 長期に連載していた「アイ色のアストログラフィ―」が完結したのでした。忘れていました。大事なことでした。66000文字くらいですから、中編といったところでしたかね。

 

(データ)

「トッケン女子、きな子」:13,971文字、★33

「9ちゃんねる」:31,430文字

「くず籠はいつでもあふれてる」:14,625文字

6月合計:60,026文字

7月は、ちょっとひと休み

 7月は一瞬だけちょいと手があきまして、一田和樹さんの「大正地獄浪漫 4」を読んでブログの記事を書いたのでした。シリーズ完結ですね。

 

 それから大事なこと、忘れちゃいけません。「空遠く」が連載開始しました。パチパチパチ。

 4連休がありましたから、毎日投稿してしまいました。お読みくださった方たち、お疲れさまでした。わたくしはもう書いてある小説を投稿するだけですから、なんでもないのですけれどね。読むのは大変。

 おかげさまで現在33000文字くらい投稿しました。まだ先は長いのですけれど。全体で11万文字くらいありますからね。

 

 7月の9ちゃんねるは第7話から第11話まで投稿しました。

 「くず籠」では「テディベアの歓迎」というキュートでファンシーなホラーを全2話でお届けしましたよ。

 

(データ)

「9ちゃんねる」:23,432文字

「くず籠」:8,835文字

7月合計:32,267文字

カクヨムのヨム

 最近はお付き合いのある方たち長編を書いていることが多く、自然長編を読むことになりまして、進みゃしねえ。

 一度に2話くらい読んで次のに進むという方式で5個や6個の小説を読み進めています。読み終わったら新しいのを足す。

 いっぺんにどばっと読んでくれないとコメントの返信がメンドクサイとか思われているかもしれません、すみません。そのような事情ですから、いつまでも読まれないよりマシくらいに思っていてくださるとうれしい。

 短編も合間をみてちょいちょい読んでいるのですけれど、お待たせしていることでしょう。バースト・リンク! で加速してもなかなか追いつきません。ご勘弁をー!

8月の予定

 あいかわらずネタはぼちぼち思いついています。「テディベア」みたいにパッとすぐ書けるものは書いてしまうのですけれど、そうでもないものはあとまわしに。赤ずきんちゃんはずっと寝かせています。

 つい最近思いついたタイトル「異世界転生は扱っていない葬儀社」というのがありますけれど、おもしろそうですかね。主人公は葬儀社ではたらくお姉さんかな。たぶん異世界転生を希望するアホな男の子が葬儀社にやってきて問い合わせるのでしょうね。で、断られると。でも、そんなはずはないといって、男の子がなにか空回りするのかな。なにか展開しますかね。今は思いつきません。

 書くものなくて暇という、どなたかいましたら使ってくださいな。

 

 7月は3万文字しか書かなかったのですね。うん、いい調子。8月もできるだけ書かずに過ごしたい。

 来年からまた長編でも書き始めたいところ。翻訳もストップしていますし。暇がほしい。